知っていると便利な規則 printf

複数のデータを出力する。

右の実行結果を指示するプログラムは、左のように書けました。

printf("計算します。\n");
printf("%dと", 5);
printf("%dの加算値は、", 3 );
printf("%dです。\n" , 5 + 3);         
計算します。
5と3の加算値は、8です。
                                 

このようなprintf関数は、次のように1行で書くことができます。
%dが出現する並びで、そこに表示する情報をコンマで区切って並べます。

なお、printf関数の情報は、コンマで区切られます。それぞれを引数と呼びます。 そして、並べる順番で、第1引数、第2引数、第3引数、第4引数 と呼びます。
上の例では、は、になります。
この呼び方は、scanf関数や他の関数の場合も同じです。

出力の幅を指定する。


なお、一番下の表示は、『最小の幅』に入りきれない幅なのでずれています。

%fでは、ドットの次で少数点以下の幅指定も可能です。 以下では10の幅指定をして、その幅内で、少数点以下の幅指定を変更して表示している例です。

	printf("%値は%10.5fです\n", 12.345);
	printf("%値は%10.4fです\n", 12.345);
	printf("%値は%10.3fです\n", 12.345);
	printf("%値は%10.2fです\n", 12.345);
	printf("%値は%10.1fです\n", 12.345);
	printf("%値は%10.0fです\n", 12.345);
	printf("%値は%fです\n", 12.345);
値は  12.34500です
値は   12.3450です
値は    12.345です
値は     12.35です
値は      12.3です
値は        12です
値は12.345000です                 

少数点以下の幅指定では、見えない桁を四捨五入した表示になります。 の所で四捨五入表示が起きています。 (これら指定は、引き数をどのように表示するかを指定しているだけなので、指定した変数の内容は変化しません)