プレゼンテーション層の概要

アプリケーションで使う情報を、ネットワークで通信できる形式に変換したり、 逆に復元したりするための規則やその表現形式を規定する層です。
例えば、メールやWebアプリケーションなどで使われるMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)の既定や、 Webブラウザにどう見せるかを表現するHTML(Hyper Text Markup Language)も この層の既定です。 その中では、 静止画像用のJPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)や 動画用のMPEG(Motion Picture Experts Group)や 電子音楽器用のMIDI(Musical Instrument Digital Interface)と・・ さまざまなコンテンツを利用しますが、これらをどう扱うかもこの層の規定です。
また、文字を規定するキャラクタセット(UTF-8,EUC-JP,MS932など)の扱い方もこの層の範疇です。
これらの既定にもと基づいて、各種のアプリケーションが実現できるというわけです。
なお、Webアプリケーションで使うHTTPの文字列伝達で、URL(またはURI)エンコードが使われます。
エンコードは文字を番号などに変換する意味の用語で、 逆に復元することをデコードと呼びます。)

上記で、URLエンコードとデコードの実験ができます。ここでは、以下のJavaScriptの関数を利用しています。
var s_enc = encodeURI("変換したい文字列"); 
var s_dec = decodeURI("復元したい文字列");