WebサーバーとWebブラウザ間の通信

この通信規則は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)と呼ばれ、 TCP(transmission Control Protocol)を利用したアプリケーション層のプロトコルです。 単純には、下記のSTEP1から4の動作です。
ブラウザのアドレス欄でURIを指定します。それによりブラウザからサーバーに接続して、TCPのコネクション(接続状態)を作ります。これで確実なデータの送受信が、可能になります。
ブラウザは入力されたURIから、太枠の文字列のようなリクエストメッセージを作成して、サーバーに送信します。 その時、サーバーでは受信命令を実行していなければなりません。
サーバーでは受信したリクエストメッセージから、レスポンスメッセージを作成して、ブラウザに送り返します。このメッセージには、要求されるHTMLなどのファイル内容が入ります。 その時、ブラウザでは受信命令を実行していなければなりません。
ブラウザでは受信したレスポンスメッセージから、要求したファイルの情報を読み取りって、ブラウザに描画します。この時に別途で必要となったファイル(例えばHTML内で指定される画像ファイル)は、改めてリクエストメッセージを作って要求することになります。