基本的には、2つのアナログ入力と
2つの 絶縁型pwmアナログ出力を持ち、入力したデータをプログラム的に加工して出力するような使い方を想定した基板です。
これに愛着が持てるように
「うめぼし焼き」と命名しました。
大意はありませんが、アセンブラを理解して使えるようになるまでの大変さと、
出来ると癖になるおいしさに例えたネーミングです。
「テスト用プログラム」が書き込まれており、それでアセンブラの体験学習ができます。
専用の「うめぼし編集ツール」をダウンロードして、それでプログラムを作成します。
作成したプログラムは、当ボードとUSB接続して、書き込み、実行を行います。
対象アセンブラのCPUは、米MIPS Technologies, Inc.の「MIPS32 M4K」です。
(なおPC用のツールでは、簡易的なC言語による開発も体験できます。)
(ちょっとC言語に触れた方を対処にしていますが、プログラミングが初めての方でも使える配慮をしています)
制御用チップは PIC32MX270F256B-I/SOです。
このチップの仕様書は、
「PIC32MX1XX2XX-28-36-44-PIN-DS60001168K.pdf」です。
これは
microchip社のpic32用マイクロコントローラ (MCU)で、
これがアセンブラのプログラミング対象です。
搭載デバイス用CPU:「MIPS32 M4K」 このドキュメント (DS60001113E)は
61113e.pdf
です。(日本語)
このCPUのインストラクション仕様「MD00086-2B-MIPS32BIS-AFP-6.06.pdf」の
入手先(MIPS社)
(後述する各種資料では、これら資料からの抜粋を利用している箇所があります。)
この学習に続けて、これを部品とした簡単な制御機器が開発できることも考慮しています。
その場合は、Microchip Technology Inc.(マイクロチップ社) より、
MPLAB (エムピーラブ)- Xという統合開発環境を取得して、
別途に、マイクロチップ純正のフラッシュマイコン書き込みツール
(マイクロチップ PICkit3 や
PICkit4
など)を
購入し、それでプログラミング、書き込み、デバック、実行する手法となります。
いまさらアセンブラと思われる方もいらっしゃるでしょうが、本格的な技術者を目指すのであれば、
『体験を避けるべきではない!』と考えます。
その上でアセンブラのように使えるC言語を使うと、
他の高級言語の動作の裏側でどのような事が行われているかが想像できるようになり、
より的確で高度なプログラミングができるようになるでしょう。
製作代行業務を予定