絶対パスの利用

例えば 「あるファイルをメモ帳で開く操作」を、電話の相手に伝える場合で考えてみましょう。
互いに 絶対パス(absolute path)を知らないのであれば、
コンピュータの中で、のファイルをメモ帳で開いて、 それから・・と伝えるでしょう。

しかし、絶対パス(absolute path)を知っている同士であれば、 スタートメニューから
ファイル名を指定して実行する箇所を開いて、そこで
と入力して、それから・・と単純に文字並びを伝えるだけで済みます。
notepad がメモ帳のコマンドです。 そしてフォルダがこのパスの通りに存在していないと、正しく実行できません。
なお ファイル名を指定して実行する箇所は、スタートボタン()を 押しながらRのキーを押すと出現する次のようなダイアログです。


この絶対パスは、コンピュータ内部のプログラム動作によく使われるので、パワーユーザを目指す方は 必ず理解すべきことです。

の絶対パスが示すファイルのアイコンを 次のTreeView 内で、クリックにより選択し、それから をクリックしてください。

左の TreeView 内のイメージで、例えば
を クリックするとの開いたアイコンに変化し、
をクリックすると、もとの閉じたアイコンに戻ります。

なお、のイメージはシステムによって色々な形が使われます。
であったり、 三角マークであったり、矢印であったりするようです。

なお出題パターンは、ブラウザの更新操作で、異なる問題にできます。
更新操作により、理解できるまで何回でも行ってみましょう。




Windows操作トピック
windows7では、上記で示したファイル名を指定して実行で、さまざまな入力ができます。 例えば、そこで \\IP や \\コンピュータ名 を入力することで、ネットワークで共有しているフォルダなどの ウィンドウを表示することができます。
例えば、192.168.0.77のコンピュータの D ドライブを出す場合は、\\192.168.0.77\d と入力します。