ファイル拡張子が見える設定

Windowsでのファイルの種類は、拡張子と呼ばれる識別する部分で区別しています。
拡張子と呼ばれる部分は、ファイル名において、『.』半角ドットがある後の部分を指します。
以下の表で、ファイル例とその拡張子の意味をいくつか紹介しています。

ファイル名の例拡張子実行可能ファイルの種類
data.txt.txt×文字コードだけが並ぶテキストファイル
test.bmp.bmp×Windowsのビットマップ画像ファイル
my.jpg .jpg × 写真などでよく使う画像ファイル
index.html .html × HTML用テキストファイル
base.js .js × javascriptと呼ばれるwebブラウザで実行させる命令の記述ファイル
Test01.java .java × Javaのソースファイル(テキストファイル)
notepad.exe .exe メモ帳の実行可能ファイル(テキストファイル編集ツール)
start.vb .vb × Visual Basic のソースファイル

ここで、実行可能の欄に○がある拡張子のファイルは、単独で実行を可能とするファイルで、先のプログラマーが作ったファイルを意味します。
×のファイルは、データを記憶するファイルで、それを扱う実行可能ファイルと連携して始めて取り扱えるファイルといえます。
例えば、『data.txt』の名前のファイルであれば、その種類のファイルを取り扱える実行可能ファイルである例えば『notepad.exe』がないと、変更することも見るともできなくなります。

さて拡張子は、システム設定により見えない状態になっている場合があります。一般ユーザーとしてでなく、プログラムやシステムを操作する場合は、見える設定に変えるべきでしょう。 見えるようにする設定は、次のようになります。

1. 適当な、フォルダを開いて『ツール』メニューから『フォルダオプション』を選択します。⇒次の左図 (この例では、マイドキュメントを開いています)

2. 『表示』タグを選択し、『□ 登録されているファイルの拡張子は表示しない。』のチェックを外します。⇒次の右図

3. OKボタンをクリックする。

以上で、フォルダ内におけるファイルの拡張子が見えるようになります。