1語(1ワード)は16 ビットで，そのビット構成は，次のとおりです。
主記憶の容量は65536 語で，そのアドレスは0 〜 65535 番地です。
数値は，16 ビットの2進数で記憶します。負数は，2 の補数で記憶します。
レジスタとして，GR （16ビット），SP （16ビット），PR（16ビット），FR （3ビット）の4種類です。
GR （汎用レジスタ，General Register）は，GR0〜GR7の8個があり，算術，論理，比較，シフトなどの演算に用いられます。 このうち，GR1〜GR7のレジスタは，指標レジスタ（index register ）としてアドレスの修飾にも用いられます。
PR（Program Resister）は、次に実行する命令のアドレスを記憶します。制御方式は逐次制御で，命令語は1 語長または、2 語長です。（1ワードまたは２ワード長）
CPUはPRが指し示す番地のメモリから機械語（マシン語）を取り出して、 それを解読（デコード）して実行します。
同時にPRは、次に進むべきメモリを指し示すように変更されます。 順次に実行する命令では、この命令語長（1 語長または、2 語長）だけ増えることになります。
以下にハードウエアの概要のイメージを示します。
上記をクリックすると次のコードを実行するイメージを確認できます。
int X = 3;
int Y = 0;
main()
{
Y = X + 2;
}