出力 入力の実験

出力の実験

指定の文字列を出力するには、擬似命令のOUTを使います。
OUTはマクロと呼ばれる擬似命令の一つで、 記述位置に その機能を実現するための命令群を埋め込むアセンブラ指示命令です。次のように使います。
OUT 出力文字列を記憶する記憶域のラベル、出力させる文字数記憶域のラベル
   (この命令実行後、GRの内容は変化しませんが、FRの内容は不定です。)

次のプログラムで実験できます。『OUTPUT STRING』の文字列を出力させてみましょう。

入力の実験

入力命令を実行し、それで入力した文字列記憶するINマクロ命令があり、次のように使います。
IN 入力文字列記憶領域のラベル、入力文字数記憶域のラベル
   (この命令も実行後、GRの内容は変化しませんが、FRの内容は不定です。)
通常は入力文字列の記憶用に256語の領域と、入力した文字数を記憶させるための1語領域を用意し、そのラベルを指定します。
入力文字列が256文字に満たない場合、入力領域が変更される範囲は入力した文字数の範囲だけで、残りのデータは前の情報を保持します。
仕様として入力文字数20文字以内と決っている場合は、次のようにそのサイズの入力領域にしてもよいでしょう。
次のプログラムで動作を確認しましょう。 このコードをアセンブラエディタに設定するボタン→

EX		START		KEYIN


KEYIN		IN	BUF,SIZE	;INマクロ命令

		RET
		
SIZE		DS	1	;入力数記憶用		

BUF		DS	20	;入力文字記憶用(通常は256)

		END

問題 入力した文字列を、すぐ表示するプログラムにしてみましょう。 →

検討 2回連続的に入力させ、それぞれで入力した文字列を連結した文字列を表示させるプログラムを検討してみましょう。