変数の内容を変更するには、= 演算子を使いました。
= の左側に、変更対象の変数を書く訳ですが、
右側の式に変更対象の変数を使うと変更前の記憶内容で演算することができます。
例えば、次の実行指示は、変数a の記憶内容を 5増やす処理になります。
a = a + 5;
例えば、次の実行指示は、変数b の記憶内容を 3減らす処理になります。
b = b - 3;
例えば、次の実行指示は、変数d の記憶内容を 10で割った値へ変更する処理になります。 よって、dは、12に変化します。
int d = 123; d = d / 10;
5.000000マイルは、8.045000キロメートル 10.000000マイルは、16.090000キロメートル 15.000000マイルは、24.135000キロメートル
上記のような実行結果が得られるプログラムを考えます。
この実行結果では、マイルが5ずつ増えているのに気が付いたでしょうか?
このような場合、mileの変数が5増えるプログラムを仕込むめば、
それをコピー&貼り付けするだけで、計算する行を増やすことができます。
まずは、コピー元の1行を実行する次のようなプログラムを作って、間違いなく動くことを確かめます。
#include <stdio.h> main() { double mc = 1.609; /* マイルをメートルに換算するため定数記憶用 */ double mile = 5; /* 変換対象のマイルデータ記憶用 */ printf("%fマイルは、", mile); printf("%fキロメートル\n", mile * mc); mile = mile + 5.0; }
そして、1行の表示命令に対応する上記の太字部分を、コピー貼り付けするだけで出来上がりです。
目標の実行結果になるように、mileを増やす命令を追加してから、コピー貼り付けでコードを増やし完成させなさい。
なお、コピー操作は、選択してからCtrlキーを押しながらCのキーを押します。
貼り付け操作は、貼り付ける位置にカーソルを移動してから、Ctrlキーを押しながらVのキーを押します。
なお、mileを増やす場合は、代入演算子=を 使い、実数を加算ください。(複合演算子を使うと正しく判定しません)
←目標が得られるように修正してからクリックください。
(分からない場合もクリックください)
←わからない場合は、クリックして覚え、再びチャレンジしましょう。