キーの入力のデータで、変数を変更する方法に、sacnf関数を使う方法があります。
変数を変更するので、まず変数を用意します。
sacnf関数の1番目のデータは、変更する対象が、
int型なら "%d" を指定し、
double型なら"%lf" を指定します。
(lfは半角小文字のエルとエフです)
sacnf関数の2番目のデータでは、変更したい変数の位置(アドレス)を指定する規則になっています。
単純に変数を指定するのではなく、 変数が存在するアドレス(メモリ上の位置)を指定します。
そのためには、変数のアドレスを算出するアドレス演算子の & (アンパサンドと呼ぶ)を、
変数の左側に書きます。
以下に int 型と double型で、変数名をdata とした場合の例を示します。
" と "の間に記述するのは、%d や %lf だけにして余計な文字を付けないでください。
("%f" や "%d\n" なども意味がある指定ですが、これらの使い方は後で説明します。)
なお、これら指定に間違いがあった場合もコンパイルエラーの指摘がでません。 プログラマーの責任で間違いない記述を必要とします。