全てができる!?

これまで使ってきた命令を使えば、
コンソール画面のキー入力で得たデータを、
加工(計算などの各種の処理)し、
結果として画面へ出力するプログラムは、
どんなものでも作ることができると言って過言でありません。

しかし、もっと規則を知っていないと、非常に長いプログラムを必要とする場合があります。
もっと知っていると、分かりやすく、簡単に書ける場合がたくさんあります。
これより、そのような規則を紹介して行きます。

簡単な例としては、%演算子を知っていると簡潔にプログラムを書ける場合があり、以下に示します。

%演算子

2300円から300を求める時、
まず、sen = 2300/1000; より千円の枚数を計算し、 それから、2300 - sen * 1000 の計算で300を求めました。

この計算は、変数senを使わなくても、
2300 - 2300 / 1000 * 1000 で計算できます。
演算子の優先順位と結合規則から、2300/1000 で 2が求まり、1000掛けたものを引いています。

この計算は、%の余りを算出する演算子の機能を知っていると、簡単に計算できます。
2300 % 1000 で、300の結果が簡単に得られるわけです。
しかし、実数に対して%演算ができないので2300.0 % 1000ではエラーになります。このような場合はこれまで通りの手法になります。

以下で少し練習しましょう。実行後の変数a の記憶内容を選択しましょう。

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