%cの出力指示 と putchar(整数)

コンピュータの中央処理装置と入出力装置の間における情報のやり取りの基本は、 文字の情報で行われます。
標準出力(stdout)への出力先も例外ではありません。
つまり、標準出力のコンソールは文字コードの番号を受け取ると、 その番号に対応する文字を出すように作られているのです。

printfやfprintfには %c の指定があります。 これは引数の文字コード(整数)を単純に出力する指示になっていました。 以下に、その例を示します。     (ASCIIコード表参照

プログラム実行結果
	fprintf(stdout, "%c", 'A');   
	fprintf(stdout, "%c", 65 );   
	fprintf(stdout, "%c", '\n');
	fprintf(stdout, "%c", 'B');
	fprintf(stdout, "%c", 66 );
	fprintf(stdout, "%c", '\n');
	fprintf(stdout, "%c", '3');
	fprintf(stdout, "%c", 51 );
AA                  
BB
33





このように、単純に文字コード(整数)を標準出力のコンソールへ出力する場合は、よりシンプルなputcharが使われます。 以下に、その例を示します。

プログラム実行結果
	putchar( 'A' );   
	putchar( 65  );
	putchar( '\n' );
	putchar( 'B' );
	putchar( 66  );
	putchar( '\n' );
	putchar( '3' );
	putchar( 51  );
AA                           
BB
33





このように、putcharは引数でint型整数を表現すれば、それに対応する文字が画面に現れます。 なお、putcharを使う場合は、stdio.hをインクルードしなければなりません。