過去に作った関数の再利用と、関数定義例です。
過去にステップ1、  ステップ2、  ステップ3と作成した時の 次の関数を再利用します。
 ・ iarray配列へ、キー入力追加(icountを更新)する関数→void input_ia();
 ・ iarray配列の全データの表示する関数→void disp_ia();
 ・ iarray配列へ、ファイル内容を追加 (icountを更新)する関数→void load_ia();
 ・ iarray配列の全データをファイルに保存する関数→void save_ia();

他の参考ページ→ 配列使い方2ポインタ操作

配列内の指定データを数える

配列内において、引数で指定するデータと一致する要素の個数を求め、それを戻り値にする関数

プログラム仕様

まず、上記のファイル『iarray.txt』のデータを読み取って、それを表示します。
それから、希望のデータ入力させ、そのデータと一致する個数を表示するプログラムです。
以下に実行例を示します。

0:5
1:2
2:6
3:5
数えたい値>5
5の値は、2個ありました。

一つのmainでプログラミングすることも可能ですが、過去の関数を利用する例を示すのが目的なので、 その作り方でプログラミングします。

まず、プログラム仕様の目標が実現できるように、iarray配列へファイル内容を追加(icountを更新)する関数load_iaを呼び出します。
次に、iarray配列の全データの表示する関数disp_iaを呼び出します。

以上の処理は、過去に作っているからです。特定のデータを配列内において数える処理は、 後で再び使うことができるように、count_aiの名前で、新しく関数を作ります。
そして、これを利用するようにmainを作ります。

main関数における、count_aiの呼び出しでは、「数えたいデータ」を実引数にして、 戻り値の「数えた個数」を記憶するように利用しています
しかし、関数がこの利用に合わない作り方なので、コンパイルエラーが起きています。正しく直しましょう。



関数は、使う前に定義するか、またはプロトタイプ宣言が必要で、その仕様と合わない使い方をした所で、 コンパラによるエラーの指摘がでます。(仕様と合わないとは、 戻り値の型や、引数の数、そしてそれぞれの引数の型が合わない場合です。)
このように、関数の作り方を間違えた場合でも文法的に正しければ、 呼び出し位置がエラーの対象になります。

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