最初の簡単な例とその意味

例1

下記の通りの順番に太字の記述がなければ、正しい HTMLになりません。 この太字の部分の < で始まり、> で終わる部分は、 ブラウザに見えないもので、HTMLのタグと呼ばれます。 HTMLはこのタグによって、どのように見せるかの指示をしているのです。
HTMLのタグは、半角の文字で書く規則になっています。
半角の > を、全角の"  > と書いてしまうと、正しく動作しません。

<html>
<head>
	<title> ホームページ	</title>
</head>
<body>
 はじめて作ったHTMLです。
</body>
</html>

←上記のように書いたHTMLをブラウザで確認できます。

また、 </ からから始まるタグは、前にあるタグの範囲がここで終わることを意味します。
よって あるべき/の記号がないと、正しく動きません。

<html>
<head>
	<title> HTML </title>
</head>
<body>
 HTMLは、
 ブラウザの大きさで、
 				表示状態が変わる
</body>
</html>

←上記のように書いたHTMLをブラウザで確認できます。

書いた内容通りに表示されるわけではありません。
右の確認ボタンで分かるように、3行で書いても、1行で表示されます。
沢山のスペースがあっても一つのスペースで表示されます。
ブラウザが動作するの環境はさまざまで、ブラウザは、自動的に表示する部分を調整する機能があるからです。

例3

どんな表示サイズでも、複数の行で表示させたい場合は、次のように<br>のタグを使います。
<br>は、書いてある行をそこで終わらせ、次に続く表示を次の行に進ませる指示になっています。 (語源はline breakです。)

なおこのタグは、</br> を書きません。
/があるタグは範囲の終わりを意味しますが、 「行終わり指示する」だけで 範囲を指定する必要がないからです。

<html>
<head>
	<title> 次の行? </title>
</head>
<body>
●<br>
●●<br>
●●●<br>
</body>
</html>

←上記のように書いたHTMLをブラウザで確認できます。

<br>のタグを使わない下のソースでは、一行に並んでしまいます。
←下のように書いたHTMLをブラウザで確認できます。

<html>
<head>
	<title> 次の行? </title>
</head>
<body>
●
●●
●●●
</body>
</html>