特殊な表示の方法

& で始まり、 ; で終わる指定で、特殊な1文字を表現

HTMLは、タグと呼ばれる < と > で囲んだ範囲で、 ブラウザへの指示を書きます。
<は、特別な意味の文字なので、この<を単純に書いても見えません。このように、単純に書いても見えない文字などは、 特殊な書き方を必要とします。以下で例を示しましょう

<html>
<head>
	<title> 特殊文字 </title>
</head>
<body>
<h3> 特殊文字の表示方法</h3>
<p>
HTMLは、タグと呼ばれる &lt; と &gt; で囲んだ範囲で、
ブラウザへの指示を書きます。</p>
<p>
よって、この文字を単純に書いても見えません。<br>
&lt;を見せるようにするには、&amp;lt; と書き、<br>
&gt;を見せるようにするには、&amp;gt;と書きます。<br>
&amp;も特殊な文字で、&amp;amp;と書きます。<br>
他に、&amp;nbsp;と書くスペースを作る文字や
&copy;&reg;&hearts;などの特殊な文字があります。
</p>
</body>
</html>

以下にくつかの重要な特殊文字を表で示します。 これらは&; で囲む表現になっています。

HTML内の記述 語源 説明
&nbsp; no-break space 半角スペース
&lt; less then 半角の<
&gt; great then 半角の>
&amp; ampersand 半角の&
&quot; quotation 半角ダブルクォーテーション

他に番号(数値)で文字を表現できます。
例えば、空間を作る時に使うスペースの&nbsp;には、 160の数値が付けられており、&#160;と 書くことで、&nbsp;の代わり使うことができます。

このような数値と 文字の対応表を右のリンクで示します。 →
この表で示す内容で、 160番から255番までの規則付けは、8859-1 (Latin-1) charactersと呼ばれ、 世界中のほとんどで同じように見える文字になっています。
この表にはそれ以外に記号など、他の環境で異なる文字に見えるものを含んでいます。
つまり、HTMLを作成のために今確認している内容が、 環境によって全く異なる表示になってしまうことがあるのです。
このように、希望の文字が表示されないで、異なる文字に見えてしまうことを 文字化けと呼びます。
文字化けは「機種依存文字」と呼ばれる文字を使う場合にも起こります。
幾つかの「機種依存文字」を下記に画像で示します。

これら特殊な記号などは、環境で希望通りに見えない可能性があるということです。
参考に下記で、これらをHTML内に文字列で記述した場合に正しく見えない場合の例を示します。
囲み文字??・・??・・や、記号文字⇒∩♂?????・・ギリシャ文字????・・