Java言語を利用して通信を行う場合にSocketクラスが使えます。
このクラスのオブジェクトで、一つの通信相手と通信するための情報を管理できます。
これで管理される情報は、自身と相手の 『IPアドレス 、ポート番号 』と、
『入力と出力の通信状態』です。
このSocketクラスを使うと、単に次のようなコンストラクタの実行で、
のプロトコルで動作するサーバーに接続することができます。
Socket socket = new Socket( "" , );
これで正しく接続した後は、socketの変数に、通信するためSocketオブジェクトが管理されます。
後は、この変数が参照するオブジェクトから入力と出力用のバイトストリームオブジェクトが取得できます。
Javaの出力用のバイトストリームを管理するクラスはOutputStreamで、
入力用のバイトストリームを管理するクラスは です。
それぞれのオブジェクトは、
Socketオブジェクトのメソッドと、getInputStreamメソッドで取得できます。
そして、接続相手に送信する時、OutputStreamオブジェクト.write( バイト配列 )で行い、
1byteを受信する場合は、InputStreamオブジェクト.read()の戻り値で得られます。
これらメソッドで使うデータはbyte列です。
よって文字列で処理する場合は、byte列⇔文字列の変換が必要となります。
ここで注意が必要なのは、通信相手の扱う文字列のが何かということです。
これが合わないと文字化けが起きるからです。
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