VB利用の少し実践的なWebページ取得(HTTP)用のプログラム紹介

以下にVisual Basicを利用したWebクライアント(ホームページを取得表示する)プログラムの(れい)(しめ)します。

以下いかに、これを利用りようして、 実験じっけんした通信例つうしんれいしめします。

TCP/IPクライアントソフトです
このマシンのIPアドレス:192.168.7.52
リモートホストアドレス:192.168.10.101, ポート :80
ローカルホストアドレス:192.168.7.52, ポート :1288

GET / HTTP/1.1
HOST: 192.168.10.101

HTTP/1.1 200 OK
Server: Microsoft-IIS/5.0
Content-Location: http://192.168.10.101/Default.htm
Date: Tue, 04 Jul 2006 08:10:01 GMT
Content-Type: text/html
Accept-Ranges: bytes
Last-Modified: Tue, 24 Jan 2006 02:03:27 GMT
ETag: "a4fe915d8a20c61:a57"
Content-Length: 1915

<html>

<head>
<title>学生連絡ホームページ</title>
以下省略

つまりインターネットブラウザは、このプログラムのように、 webサーバーからHTMLを受信じゅしんしているのです。
   の色の部分が送信文字列で、    の色の部分が受信文字列です。
TCP/IPプロトコルで接続せつぞくしたあとに、 インターネットブラウザとWebサーバーかんで やりりする規則きそくHTTPプロトコルとよびます。

通信(つうしん)プロトコル(protocol)について

人間同士での情報のやり取りは、 臨機応変に対応できるので、 厳格に手順を決めなくても、対処でます。
しかし コンピュータ(かん)の通信は、そういきません。
やり()りするための規則(きそく)()り、 その(とお)にり(うご)くためのハードウェアやプログラムを作ります。
ですから、その規則通りの手順(てじゅん)でないと動きません。 この規則や手順を通信プロトコルと呼びます。

インターネットなどでは、TCP/IPと呼ぶ通信プロトコルが使(つか)われています。 これは、IPアドレスと、ポート番号(ばんごう)により接続(せつぞく)して通信します。
この方式では、接続される方をサーバーと()び、接続する(ほう)をクライアントと呼びます。
このTCP/IPと呼ぶ通信プロトコルを利用(りよう)いて、アプリケーション(よう)の通信プロトコルを作り、 その規則でプログラムが作られます。 つまり、階層(かいそう)によってたくさんの通信プロトコルが存在(そんざい)します。