セッション層の概要

セッション(session)とは活動期間、学期、会期、開催期間などの意味です。
つまりセッション層は、利用者から見てひとつの作業や仕事を終わらせるまでの期間に対する 通信規則群を定める階層と言えます。
例えば Web アプリケーションで、前のページにあるデータを 次のページ以降で使うための方法や その規則などが これに当てはまります。
Webアプリケーションで使うHTTPは、ブラウザからのリクエストに対し、 要求されたコンテンツをレスポンスメッセージ入れて応答することで完結する単純な規則です。 よって複数のページでデータを共有するためには、何らかの仕組みが別途で必要となります。

以下に URIへデータを埋め込むことで、そのデータを次のページで使う技法の例を示します。
共有するデータは、入力した「名前」とページを開いた時の「時間」です。
(開いた時の時間はhidden要素に記録しています。)
以下のform部分のsubmitボタンクリックで、getメソッドによりinput要素のvalue値が、acationで開く net0b2.htmへ伝達されます。
これは古くから使われるWebページ間のデータ伝達技法の一つです。

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