外部からの侵入を試みる検査を「脆弱性検査」と言います。
セキュリティスキャナなどが使われます。
ネットワークを対象にしたもの、
アプリケーションを対象にしたものなど色々とあります。
主に、
空いているポートの調査、OSやサーバーのバージョンとパッチの適用状態
などが調べられます。
以前は、調査対象マシンで動作をするスキャナーが使われましたが、
現在は攻撃者と同様に外部より調査できるソフトが多くなっています。
以下でいくつかのソフトを紹介します。
●SATAN(サタン security administrator tool for analyzing networks):
外部からセキュリティ・ホールを発見するUNIX向けフリーソフト(1995年発表)
●nmap:ポートスキャンツール 「http://nmap.org/」
●RatProxy:グーグルウェブ脆弱性検知ツール
●Nessus:Nessus Projectが開発しているセキュリティスキャナ。
(クライアント/サーバアーキテクチャ型)
なお、
許可されていないサーバに対してこれらのツールを用いることは
犯罪行為とみなされます.
なお、これら検査を行うチームは、ネットワークやファイアウォール構築を行った
チーム以外に依頼すべきでしょう。
また、テスト計画を立てて、極力本番近いテスト環境を用意する必要があります。
(運用に悪影響がないように十分な配慮が必要です。)
ウィルス(virus)対策ソフトは、大きく次の3タイプに分かれます。
ゲートウェイ型やサーバー型ではは、クライアント側の対策ソフトと連携したり
LANのPCへウィルスパターンファイルを提供するなど、集中管理できる
働きを持つものもあります。
以上の対策ソフト導入したからといって、万全ではありません。
感染の可能性を減らす対策として、次の事柄が挙げられます。