8ビットの記憶域があるとします。(記憶域のイメージはスイッチの並びと考えるのがよいでしょう)
この8ビットで256通りの区別できるパターンができます。
『なお一般に現在では、8bitの情報量を、1byte(イチ バイト)と呼びます。』
プログラマがソフトを作る時、このデータをどう取り扱うかは自由です。
しかし、命令はCPUを設計する時に決っています。
また、数値として扱う場合は、符号付きと符号なしの記憶方法が、CPUによって決められています。
一般には、2進数で、符号付きで取り扱う場合は2の補数で扱います。(最上位ビットが1なら負とします)
そして、文字のデータとして扱う場合も、下の表のように決められています。
以下にJISX0201コード表の一部を示します。
なお、スイッチは『ONを1、
OFFを0』にする正論理で表現しています。
1byte(8ビット)で扱う部分において最上位ビットが0の番号(この表の範囲)は、
最初にASCIIで規格化され、JIS(JISX0201コード)やほとんどの規格で、同じように決められています。
(参考:2進とASCII)
つまり、同じように使えます。
(なお、昔のコードで、合わないコード体系も存在します。)
一般に、文字の扱いは出力装置をどう作るかによって決ります。
それは、出力装置が規格に従って、そのコードを受け取ったら、その文字を表示するように作るからです。