通信の概要

ネットワークの網は、分解すると「送り手」と「受けて」に分けられます。
そして、「送り手」と「受けて」の間で、中継する装置があるととします。
その場合は 「送り手」から「中継装置」と、「中継装置」から「受けて」に分解できます。
そうやって分けていって、もう分解できない「装置」と「装置」の通信における 通信媒体とそのハードウェアを物理層と呼びます。
物理層における情報伝達には様々な形態が存在します。ここでは、その通信形態の概要を示します。

通信(つうしん)とは?

通信とは情報を伝えること、 情報(じょうほう)をやり取りすることです。
情報の 伝達でんたつは、会話から始まって、
 のろし→ 郵便 ゆうびん 電信 でんしん→   電話 でんわ→ラジオ→  テレビ → コンピュータ通信 →   携帯 けいたい電話 → スマートホンと 発展 はってんしてきました。
  その発展は、とおくに、早く、 大量 たいりょうに、  送る という 技術革新 ぎじゅつかくしん 歴史 れきしとも言えます。

通信の 構成(こうせい)


情報(じょうほう) 送り手(おくりて)と、 ()け手の(あいだ)(とお)くであったり、 (たくわ)えておいた情報を (みじか) 時間(じかん) 大量(たいりょう)に送りたい 場合(ばあい)は、 その 要望(ようぼう)(おう)じた 変換(へんかん)を、 送信装置(そうしんそうち)(おこな)って送ります。 受信装置(じゅしんそうち)では、その 逆変換(ぎゃくへんかん)を 行って()け手に(つた)えることになります。
上記の情報路となる情報を流すための通信用の線は、「 回線(かいせん)」と呼ばれます。

 なお、情報を伝達するには、共通の規則が必要になります。例えば日本語を知らない人に、日本語で電話しても通じません。  話す人も聞く人も、共通の規則である日本語が使えないと、情報が送れない訳です。
 コンピュータ同士の通信ではASCIIコードが、規則の表現でよく使われます。

通信の 分類(ぶんるい)

前述の構成要素による分類を 以下(いか)に示します。