例えば、『 hello 』の文字列の『 h 』をデジタル信号として
ASCIIコードで送る場合は、
『h』のコードが『01101000』なので、次のような波形で送られます。
一般に下位ビットからから送るので、ビットパターンとしては前と後ろが反転している次の
『00010110』となるイメージの波形になります。
そして次送るのは『 hello 』の『 e 』で、2進の『01100101』が送られます。
そして次に、『 hello 』の『 l 』が送られる・・・というように順番に送信されていきます。
なお、データを送り始める場合に送信相手に「これから送りますよ! 準備してください」というようなデータを送る手法があります。
つまり相手に受け取るタイミングを知らせる訳です。
「最初はグー」と言ってから始めるジャンケンのようなものですね。
このような同期を取るための手法は次の3通りの方式があります。
調歩同期方式 (非同期方式) | 1文字ごとに最初に スタートビット 、最後に ストップビット を付加して同期をとる方式です。 |
キャラクタ同期方式 (連続同期方式) | メッセージの先頭に SYN ( Synchronous idle )という文字符号(00010110)を 2 個付加して送信します。 |
フラグ同期方式 | 01111110 というビットの並び(フラグパターン )でを送り続けて、これと異なる ビット列が表れたときから つぎに表れるまでの間のビット列を、ひとつのまとまりのデータとする方法です |