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このページは、このリンクで説明した「エリア」操作、「3Dビューポート」における視点操作、「オブジェクトモード」と「編集モード」の切り替えや 操作対象の選択方法を理解した後に覚えるお勧めページです。
内容は、「編集モード」で簡単なオブジェクトを作るまでに必要な操作の紹介です。

Blenderで、meshes(ポリゴン)オブジェクトのGUIモデリング その1

これは、1つのオブジェクトを頂点の位置の変更や追加することで、形を作っていく手法です。
その場合、最終的な目標となる形状に変更しやすいプリミティブのメッシュを選んで、それを編集します。

プリミティブのメッシュの選択追加

プリミティブのメッシュの配置は、「3Dビューポート」の「オブジェクトモード」で行います。
(「編集モード」であれば。[TAB]キーで「オブジェクトモード」に変更します。)
そして、次のように、エリア上部メニューの赤マルの「追加」の中の青マル「メッシュ」内の黄色囲みの中がプリミティブのメッシュで、 選んで追加します。

選択できるプリミティブのメッシュは次の通りです。
平面
立方体

UV球
ICO球
円柱
円錐
トラース
グリッド(編集モードの見栄え)
モンキー

以下は円柱を追加した状態です。

追加操作の直後だけ、赤マルの所の追加生成オブジェクトの初期設定で形やサイズなどを調整できます。(異なるツール選択で確定で変更できなくなります。)
下記は、そこで変更した例です。(1mの所に、5cmをキー入力した後の状態です。)

下記では、アウトランナーのエリア内の操作で、「Cube」の右クリックメニューでそれを削除している例です。

下記は赤マルドラックしてのズームインの操作ですが、中央ボタンのスクロールボタン操作でも可能

ここで、[File]メニューの[保存]選択で、「ochawan.blend」の名前で保存します

「3Dビューポート」で「オブジェクトモード」から「編集モード」に変更して、底の面のサイズを変更

  1. 「編集モード」に変更
  2. 面選択モードに変更
  3. 「3Dビューポート」で底が見えるように視点を調整
  4. 面をクリックで、「選択対象の拡大縮小」ツールを選択(下記赤マル)
  5. 面を縮小のためにドラック(下記矢印の白マルの線の何れかをドラックするなど、複数の方法がある。)
     各X,Y,Xの色ハンドルをドラックする方法もある。

     (リサイズの入力部を出してキー入力も可能)
    またショートカット操作として、『「S」、0.9 』とキー入力だけで行う方法もある。
    (失敗した場合は[Ctrl]+Z、やり直しは[Shift]+[Ctrl]+Z

以下では上記ピンクマルの所から、このエリアを「タイムライン」から「情報」に変更しています。
(タイムラインが誤って選択されると、「スペース」キーで意図しない再生が実行さるので、影響ない「情報」のエリアに変更しています。)

「押し出し」、「面を差し込み」で面を作り、その「面の移動」

「押し出し」、「面を差し込み」ツールともに選択後に、ドラックで分離した線が生成されると考えるとよい。
そう考えで、挙動を理解するとよいでよう。
  1. 面を選択し、赤マルの「押し出し」ツールを選択し、赤矢印を下にドラック操作

    ドラックを複数回してしまうと、その回数分の線が生成されてしまう。
    (余計な線ができてしまった場合は、[Ctrl]+[Z]で元に戻すことを繰り返す。)

  2. 面を選択し、赤マルの「面を差し込み」ツールを選択し、赤矢印を下にドラック操作

    ドラックを複数回してしまうと、その数回数分の線が生成されてしまう。
    (余計な線ができてしまった場合は、[Ctrl]+[Z]で元に戻すことを繰り返す。)

  3. 面を選択し、赤マルの「移動」ツールを選択し、赤矢印が示す青のZ軸用矢印で、上にドラック操作


「辺ループ」、「拡大」、「ベベル」

  1. 下記の赤矢印が示す底の1辺を選択して、操作しようとしています。

    1辺を選択した後、黄色マルでしめすように「選択」メニューから「辺ループ」を選択します。

  2. 上記で選択した底のループ辺を、矢印が示す青のアイコンをドラックして拡大操作(Y軸とX軸で)している。


  3. 上記で選択した底のループ辺の選択状態で、赤マルのベベルを選択してドラックします。
    ベベルは角を丸める加工の一つです。

    これで、上記水色箇所をクリックで開くと、次詳細設定のパネルが開きます。赤マルの箇所を変更して反映結果を確認します。


  4. 上記の底の面で行ったように、上の面でも同じ操作を行って、入れ物の部分を作ります。
    「面の差し込み」、「面の移動」、「面の拡大縮小」、「辺ループ」を選択、「ベベル」を施しています。

ループカット 編集

  1. 赤マルのループカットで、輪切りにするイメージで線を生成します。
    対象をクリックした直後に、赤の矢印のドラックで、カット位置を移動できます。


  2. ループカットで出来たループになっている線群が選択状態で、拡大しています。
    (赤マルの拡大縮小のルール選択しないで、「S」ショートカット使用後にドラックすることで簡単に操作できます。)


  3. 上記で示すように、ループカットは内側の面に影響しません。下記矢印のように内側も外側と同じように施します
    (ループカット後、「S」ショートカットでドラックで調整しています。)


頂点群の選択、移動

  1. 頂点の選択モードで、「7」ショートカットによりTopビューにし、ボックス選択で移動予定の点群を選んでいます。
    (右上赤マルアイコンで「透過表示」に設定した状態で、頂点を選択しています。)

    下記は、視点を変更(マウス中ボタンドラック)した後、Y軸だけ移動させています。
    (右上赤マルアイコンで「非透過表示」に戻しています。)

(この動作ムービーを紹介したXへのリンク)

上記のGUI操作で行ったモデリング操作を、BlenderのPythonコードの実行だけでモデリングするプログラムを 「このページ」で紹介しています。