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以下で示す部品の追加は、一つの例です。必ずこうしなくてはならないという訳ではございません。
また、[UMEHOSHI ITA]へ何を追加して、どう使うかは自由です。
最終的な安全性や信頼性は、ご利用者の責任で追加部品などを選定し、ご利用者の判断でお使いくいださい。

[UMEHOSHI ITA]でADCを利用する場合の部品追加例 1

ここではコンデンサーマイクロホン(ECM)の回路部分とその取り付けする示します。
このコンデンサーマイクロホン(ECM)を利用するプログラミングの基本的な例 のページです。

回路の説明

ADCの読み取り対象は、CN8とCN9のコネクタです。この部分的な回路図を示します。 そして、赤丸の箇所が追加部品です。(VRは未実装です。)

CN8のADC入力部の増幅部回路図を示します。(CN9の増幅部も同じ構成です。)


上記で示すように2段のOPアンプで、20*math.log10((300/20)*(300/20))=約47dbの電圧利得です。
(入力電圧範囲は0〜3.2VのDCレベルに乗るACの増幅として使った例です。)
「G-VR,VR1」や「B-VR,VR2」は可変抵抗ですが取り付けしていません。
なお「G-VR,VR1」を付けると、これである程度の電圧利得を調整できます。

以下で、CN8とCN9のコネクタ部にコンデンサーマイクロホンを、直接半田付けします。
この接続に応じて、R41、R51に2.2KΩも半田付けします。

ADCを利用する場合の代表的部品追加例

  1. R41、R51への部品追加

  2. CN8とCN9のコネクタ部にコンデンサーマイクロホンを追加



R41、R51への部品追加

下記は手元にあった2.2KΩ1/4W 誤差5% を付けます。(カラーコード赤,赤,赤)

あらかじめ、ピンセットなどで曲げておき、次のように半田付けします。(方向は自由です。)
(下の赤マークが取り付け位置です)



CN8とCN9のコネクタ部にコンデンサーマイクロホンを追加

以下では、パナソニック社WM-61Aとほぼ同一な特性のECMで、XCM6035-2022-354PRを付けています。
コネクタを付けて、マイクロホンを付けた基板を差し込むような作り方が理想でしょう。
ここでは直接にマイクロフォンを直付けします。
次のように極性があることに注意してください。

のマークが 基板のコネクタ部シルク印刷の1番に接続されるように半田付けします。

リード端子を曲げて、
両面テープなどで、
マイクロホンを基板に固定してから
半田付けするとよいでしょう。