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ナから始まる情報処理用語
00000391
内部設計
00000157
流れ図
00000348
NAT
システム開発のプロセスの一つ
内部設計における分割の基準は、ジョブまたはジョブステップまたは作業画面としての処理単位をプログラムとして分割します。
そしてそれはシステム形態により異なりますが、機能を処理の単位で分割し、階層化して行くのが一般的です。
分割した機能の処理手順は、プロセスチャートや DFD、HIPO、状態遷移図などで明確化して内部設計書としてドキュメント化します。
この内部設計書には、ファイルやレコードの構造などの物理データに関するものや、モジュールに関する入出力詳細、結合テスト計画などが盛り込まれます。
オンラインリアルタイム処理の場合
1. 画面からのデータ入力処理、
2. 画面へのデータ出力機能処理
3. データ入力画面の表示処理機能を一組にしてプログラムとして識別する。
オフラインバッチ処理処理の場合
1. 媒体変換機能
2. 分類機能
3. 抽出機能
4. 集計機能
5. 分配機能
6. 併合機能
7. 照会機能
8. 更新機能
9. 報告書作成機能を識別してプログラムとして識別する。
内部設計の次の開発工程はプログラム設計になります。
フローチャート(flow chart)とも呼ばれる。JIS(X 0121-1986)で定められる。
処理の流れを視覚的に表現する記号で次の用途で使われる。
@プログラムを作成する前の処理順番検討用
→落書きでよい。 ここから問題を解くヒントが生まれる。
A考えたアルゴリスム(問題にたいするプログラムの解き方)を人(将来の自分も含めて)に伝える
→清書する。
流れ図で使われる記号と意味は次の通りである。
図1
プログラムの検討段階での下書きは、自由に書いて構わない。この時に使うのは、処理の開始と終了を表す端子、あらゆる処理を表せる処理、条件を書いて流れを分ける分岐、流れの線が書き難くなった時に使う結合子、以上の4つを使うだけで、全てのプログラムを表現できる。
プログラムは、本質的に、順番に実行する部分と、分岐する部分、前にもどったり後ろ飛んだりする矢印があれば、全てが書ける。
しかし、最終的には、実際的に管理しやすい構造化プログラミングのスタイルに可能な限り変形すべきである。
また、清書においては、処理内容に合った記号(定義済み処理、入出力、表示、手操作入力、書類、順次アクセス、直接アクセス、etc)を使うべきである。
Network Address Translation
組織内でのみ通用するIPアドレス(ローカルアドレス)を、インターネットで使うグローバルなIPアドレスに変換する機能です。
これにより、家庭や職場の中で使われるローカルなネットワーク環境から、インターネットの世界と通信できます。
これは、IPヘッダ内の始点アドレスと終点アドレスの変換を行って実現しています。
ひとつのプライベートアドレスに対し、ひとつのグローバルアドレスを割り当てます。
そのため、インターネットにアクセスするノード分のグローバルアドレスを用意する必要があります。