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Iから始まる情報処理用語


00000658    IANA
00000263    IBG
00000139    IC
00000657    ICANN
00000416    ICC
00000051    ICMP
00000746    ICT
00000291    IDE
00000575    IDEA
00000643    IDL
00000132    IEEE
00000196    IEEE1394
00000223    IEEE802.11
00000563    IETF
00000361    IMAP4
00000644    IME
00000047    IP
00000297    IPアドレス
00000230    IPマスカレード
00000674    IP電話
00000573    IRC
00000195    IrDA
00000499    IRDS
00000224    ISDN
00000050    ISO
00000234    ISO9000
00000559    ITU
00000515    iアプリ

658:IANA       LAN・WANに関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
アイアナ
Internet Assigned Number Authority

ICANNの前進組織です。→『http://www.iana.org/』
1998年にインターネット上各種資源の管理はICANNに移管されました。

263:IBG       補助記憶に関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ

ブロック間隔

139:IC       情報素子に関することがらのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Integrated Circuit

集積回路のことで、電子回路をパッケージした素子

コンピュータ用語で分類すると、バイポーラ(Bipolar)型トランジスタと呼ばれる素子を集積化したバイポーラICと、
MOS(金属酸化膜:Metal-Oxide Semiconductor)のFETトランジスタで構成したMOS ICに大別する場合が多いようだ。

バイポーラトランジスタは、p型とn型と呼ばれる2種類の半導体を、n-p-nあるいはp-n-pという具合に構成した素子で、電流動作型のデバイスである。
MOSに比べ、出力電流が大きく、大きな出力の負荷に耐えるものや高速に動作するデバイスを作りやすい。
入力電流が常に流れることによって、消費電力が大きく、それため発熱量も大く集積度を高めるには向かない。

MOS(Metal-Oxide Semiconductor)とは、金属と酸化物、半導体という3種類の物質を重ね合わせた構造を持つ素子で、電圧動作型のデバイスである。
このトランジスタは、pチャネルMOS FETとnチャネルMOS FETの二種類に大別できる。

最近、コンピュータに使われる主流ICは、この2種類のMOS FETを同一の半導体基板上に形成したCMOS ICになってきている。

その他のIC分類
扱う信号の種類によって、デジタルICと、アナログICに分ける分類方法

別の部品を基板上で組み立ててICを構成するハイブリッド ICと、半導体基盤が1枚からなるモノシリック(monolithic) ICに分類

またICの規模で分類すると次のようになる。
SSI(Small Scale Integration)小規模集積回路→ 一つの半導体チップの上に 100 以下の素子を作ったもの。
MSI(Medium Scale Integration)中規模集積回路 → 一つの半導体チップの上に 100〜1000 個の素子を作ったもの。
LSI(Large Scale Integration)大規模集積回路 → 一つの半導体チップ上に 1000〜10万個の素子を集積化した集積回路。
VLS(Very Large Scale Integration)I超大規模集積回路 → 1O万〜1,000万素子の半導体をひとつのチップに集積したもの。
ULSI(Ultra Large Scale Integration) → 1,000万素子以上の半導体をひとつのチップに集積したもの。
 一般にはVLSやULSIを LSI で総称することが多い。

657:ICANN       LAN・WANに関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
アイキャン
Internet Corporation for Assigned Names and Numbers
corporation:(n)団体,組合、Assign:(v)割り当てる、Autority:(n)許可,権限,を与える公共機関

インターネット上で利用されるアドレス資源(IPアドレスドメイン名、プロトコル番号など)の標準化や割り当てを行なっている組織です。
IANAの後継にあたる民間の非営利法人です。→『http://www.icann.org/』

日本でのIPアドレスJPNICで行われています。(実質的には、ここで認められた業者のみ申請可能となっています。)





416:ICC       マルチメディアシステム関連のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
International Color Consortium

ICCで策定された、デバイスごとのカラー特性情報が入ったファイル(ICCプロファイルと呼ばれる)を使ってデバイス間でのカラーマッチングを可能とする。
ICCプロファイルをサポートするアプリケーションでカラーマネージメントをおこなう際に、ディスプレイのカラー情報が設定できたりする。
51:ICMP       伝送制御の理論・プロトコルのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Internet Control Message Protocol

IP層のプロトコルで、pingコマンドなどはこれを利用してます。

ルータのなどネットワーク機器では、パケットが壊れたと判断される場合(間違った送り先も含めて)、
異常パケットを捨てて、送り元へ再送信要求を行う必要がります。
この時に使う手法が、このICMPで決められています。

他のメッセージとして、宛先への到達不能、経路変更要求、時間超過、タイムスタンプの要求・応答などのメッセージがあります。

ICMPメッセージは、RFC792→『http://www.ietf.org/rfc/rfc792.txt』RFC950(アドレス・マスク)→『http://www.ietf.org/rfc/rfc950.txt』で規定されています。

以下にICMPパケットの構造を示します。構造のこの直前でIPパケット(のヘッダ部分)があり、この通信先や通信元の情報があります。
つまり、IPパケットのデータとして、このICMP構造が続くわけです。

図1



Type 意味 meaning 備考
0  エコー応答 (echo reply) 
3  あて先到達不能 (destination unreachable) 
4  ソース・クエンチ (source quench、送信元抑制) 
5  リダイレクト要求 (redirect、経路変更要求) 
8  エコー要求 (echo request) 
11  時間超過 (time exceeded) 
12  パラメータ異常 (parameter problem) 
13  タイムスタンプ要求 (timestamp request) 
14  タイムスタンプ応答 (timestamp reply)  
15  情報要求 (information request)  
16  情報応答 (information reply)  
17  アドレス・マスク要求 (address mask request)  
18  アドレス・マスク応答 (address mask reply)  


例 pingコマンドで使われるエコー要求と応答の構造を図2で示します。
ICMPエコーの送信元が送ったデータ・パケットが相手のノードに届くと、そのデータがそっくりそのまま元のノードへと送り返します。
この応答自体は上層で介在せず、プロトコルスタック自身が応答処理を行います。つまりプロトコルスタックが稼働しているかどうかを確認することができます。
図2



[ID]と[シーケンス番号]は、このメッセージを利用するアプリケーションが自由に利用できるフィールドです。
通常は、エコー・メッセージを送信する側において、送信したパケットを一意に識別できるような数値をセットします。
エコー・メッセージでは、これらのフィールドの内容もそのまま変更せずにパケットを送り返してきます。
[echoデータ]のフィールドは、ICMPエコー・メッセージを利用するアプリケーションが自由に使えます。
一般的には、バイナリ・データ(0x00〜0xffまでを順番に1ずつ変更したもの)を設定して。
これを利用し、応答時間などを測定したりする通信状況の解析にも使えます。

746:ICT       システム開発で使われる言語関連のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
ICT(Information and Communication Technology)
情報通信技術の略文字
IT(Information Technology:情報技術)と同様の意味で、
国際的にはICTの方が通りがよく、日本でも日本でも定着しつつある。

291:IDE       入出力アーキテクチャのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ

●IDE (Integrated Drive Electronics)
パソコンとハードディスクなどの記憶装置を接続する方式の一つ。
Compaq Computer社やWestern Digital社などが共同で開発
1989年にアメリカ規格協会(ANSI)によって「ATA」規格として標準化
同時に2台、ハードディスク以外の機器接続不可、ディスク最大容量が528MBまでの規格でEIDEに継承

575:IDEA       セキュリティのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
International Data Encryption Algolithm
64ビットブロックサイズと128ビットのかぎサイズをつかった共通かぎ方式
DESより暗号、復号が高速でPGPとよばる暗号メールソフトで使われる。

643:IDL       プログラム一般のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Interface Definition Language
オブジェクト指向プログラミングにおいて、再利用可能な部品を利用するためのインターフェイスを記述する言語です。
再利用の範囲は、ネットワークで接続されコンピュータにも及び、分散コンピューティング環境を実現します。
MicrosoftのComponent Object Model(COM)のクラスに対して、この考えを適用させたDCOM(Distributed Component Object Model)も、
IDLの一種といえます。
なお、そのインターフェイスの定義表現部を指す場合にも使われるようです。
例えば、『IDL情報を取り出す部分をプログラミングする』などと使われたりします。


132:IEEE       標準化組織に関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
The Institute of Electrical and Electronics Engineers
米国電気電子技術学会

URL:『http://www.ieee.org/』
IEEE東京支部 URL:『http://www.ieee-jp.org/section/tokyo/』

規格例

IEEE 802.1  High Level Interface (HILI)
IEEE 802.2  Logical Link Control (LLC)
IEEE 802.3  CSMA/CD
IEEE 802.4  Token Bus
IEEE 802.5  Token Ring
IEEE 802.6  Metropolitan Area Network
IEEE 802.7  BroadBand Technical
IEEE 802.9  Integrated Services LAN
IEEE 802.10  Standard for Interoperable LAN Security
IEEE 802.11a/b/g 無線LAN
IEEE 802.12  Demand Priority
IEEE 802.15  Wireless Personal Area Network
IEEE 802.16  Broadband Wireless Access
IEEE 802.17  Resilient Packet Ring
IEEE 802.18  Radio Regulatory Technical Advisory Group
IEEE 802.19  Coexistence Technical Advisory Group
IEEE 802.20  Mobile Wireless Access
IEEE 1394 


196:IEEE1394       入出力アーキテクチャのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
IEEE1394は、周辺機器を接続するための規格のひとつ

アップル社が最初に開発をはじめたもので、FireWire(ファイアワイヤー)とも呼ばれ、ホットプラグインやプラグアンドプレイに対応できるシリアルインタフェースである。
i.Link(アイリンク)と呼んでいる。

ケーブル長 4.5
転送速度 100Mbps,200Mbps,4000Mbps
信号2本(伝達に4本の線)
電源用なし

16bitアドレス(10ビットバスID、6ビット:ノードID) 同一バス内指定とブロードキャスト指定があり、最大理論値で1023*63=6449台の接続が可能

IEEE1394a になると、100mで1.6Gpbs
IEEE1394b になると、100mで3.2Gpbs の能力をもつ。

223:IEEE802.11       伝送技術・符号化のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
現在の無線LANで標準的に使われている規格
IEEE802.11の通信速度は2Mbps
通信速度が最大11MbpsのIEEE802.11bという仕様追加がなされている。

563:IETF       標準化組織に関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Internet Engineering Task Force

インターネット技術の国際標準化を目的にし、標準化プロトコルなどを議論策定する形態で、最も影響力があります。
これは、インターネット使って技術仕様草案を投稿してもらい、FTPやWEBで公開され、みんなから有効と判断されればRFC番号が付けられ正式公表されるスタイルになっています。
URL:『http://rfc-jp.nic.ad.jp/what_is_ietf/ietf_section4.html』
URL:『http://www.ietf.org/』



361:IMAP4       伝送制御の理論・プロトコルのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Internet Message Access Protocol

インターネットなどで、メールサーバーから電子メールを選択してダウンロードする際に、利用されるプロトコルで、メール管理をサーバー側で行わせている方式

97年、Qualcommなどのアメリカの大手のベンダーがIMAP4をメッセージングシステムのプラットフォームとすることを発表

POP3のメールサーバからメールをPCに持ってくる一方通行のプロトコルに対し、IMAP4は持ってくるだけじゃなくサーバ上にフォルダを作成して、そのフォルダにメッセージを保存することができます。
フォルダの操作も可能とする以下の機能がある。
 (1)サーバ上にフォルダ(メールボックス)を持つことができる。
 (2)共有メールフォルダ
 (3)メールサーバ上でメールの検索ができる。
 (4)メールの部分的な取り出しができる。(MIMEのパート単位での取り出しができる)
これにより、仕事でどこにいても、接続できればメールをアクセスできる環境ができる。(メール各種情報ををローカルマシンに記憶しなくてよい)



644:IME       未設定のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Input Method Editor
コンピュータに日本語などをキー入力する時、日本語などに変換しながら入力することになる。
この変換を行うソフトのことです。
Microsoft社のMS-IME、ジャストシステムのATOK、バックスのVJEなどの有名ソフトがあります。

47:IP       伝送制御の理論・プロトコルのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Internet Protocol :
インターネット接続用プロトコルで、OSI基本参照モデルのネットワーク層におけるプロトコルの一つです。→『http://www.ietf.org/rfc/rfc791.txt』

ネットワーク通信の媒体は、LANケーブルや電話線とさまざまです。
そして、このような異なる媒体を通り越して、データを送りたい先へと届ける仕組みでよく使われるプロトコルがIPプロトコルと言えます。

図1


IPv4では、次のような構造になっています。

●バージョン(4bit幅):IPv4では常に4(2進数表現では0100)、IPv6では6(2進数では0110)に決まっています。
●ヘッダ長(4bit幅):IPヘッダ部分(固定長部分+オプション部分)を4byte単位で数えた値が記憶されます。
●サービス・タイプ(8bit幅):IPパケットの優先度などを表すTOS(Type Of Service)を指定でしたが、実質的に使われていません。
●データグラム長(16bit幅):IPパケット全体のサイズをbyte単位で数えたものです。IPパケットがフラグメント化されている場合は、このフラグメントだけのサイズとなります。
●ID(16bit幅):IPパケットには、をいくつかに分割して小さくしてから送信するという機能で、同じIPパケットに属するフラグメント化(分割)されたパケットは、すべて同じIDを持ち、これによりもとのパケットに再構築されます。
●フラグ(3bit幅):フラグメント化で使われるフラグで、3ビット域ですが、フラグメントがさらに続くかどうかを表すMF(More Fragment)ビットとIPパケットを分断してはいけない指示用のDF(Don't Fragment)ビットで構成されます。
●フラグメント・オフセット(13bit幅):フラグメント化時に、このフラグメントがIPパケットのどの部分を示すかの値です。フラグメント化が8bytes単位なので、8×この値が実際のオフセット値になります。
●TTL(8bit幅):(Time To Live)IPパケットの「寿命」を表すための数値です。
プロトコル番号(8bit幅):上位トランスポート層のネットワーク・プロトコルの種類を表す番号が記憶されます。(1番:ICMP、6番:TCP、17番:UDP、47番:PTPなど)
●ヘッダ・チェックサム(16bit幅):ヘッダ部分(固定部分+オプション部分)に対する検証用(RFC1071)で、データ部に対しては行われません。(フラグメント化があるので上位層におまかせしています)
●送信元IPアドレス(32bit幅):このIPパケットを最初に送信した機器のアドレス
●あて先IPアドレス(32bit幅):このIPパケットの送り先となる機器のアドレス
●オプション(32bit単位で可変長):さまざまな付加的な情報(IPパケットの通過のログや、ルーティング経路の強制指定など)
●データ(可変長):TCPUDPICMPなどのパケットがここに入れられます。



参考RFC『http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/network/baswinlan010/rfc791.txt』

297:IPアドレス       伝送制御の理論・プロトコルのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
ネットワークにおいて、IP(Internet Protocol)で使われるネットワークハード特定用の論理的アドレスです。

現行32bit(4byte)または128biteのアドレスになっています。

32ビットでは、それぞれのバイトを10進数でコンマで区切って表現するのが一般的です。

これは、自由に使ってもよいプライベートアドレスと、ICANNなどで管理されて勝手に付けられないインタネット上のグローバルアドレスに分かれます。
よいプライベートアドレスは次の範囲になっています。

10.0.0.0〜10.255.255.255
172.16.0.0〜172.31.255.255
192.168.0.0〜192.168.255.255


さて、32bitのアドレスで区別できる数は、2の32乗なので約43億個となります。つまり、この数のマシンに番号を付けることができます。
しかし仮にこれらを一つの伝送路で送受信すると、情報量が大きすぎて同時に扱うことは不可能でしょう。
そこで、ネットワークを分割して、自分のネットワーク内に送る情報は、他のネットワークに伝達しない仕組みを作りました。
(他のネットワークに情報を送るには、ルータを介さないと送れないようになっています。)
直接に送信するできる範囲を、そのネットワークに属するIPのものだけとした訳です。
図1

上記は、ネットワーク3つに分割しているイメージ図です。
この分割は、IPアドレスの一部を、ネットワークアドレスとして、同じネットワークアドレスを持つIPアドレスの機器を結んだようになっています。
これはIPアドレスの一部の情報でグループ分けしているといえます。

このネットワークの分割手法は、IPアドレスのクラス化とよび、ネットワークアドレスの範囲を次のように指定することで分類していました。

クラスA:ネットワークアドレスを上位8ビットの範囲とする(16777214個のホスト) 0 X X X X X X X x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x
クラスB:ネットワークアドレスを16ビットの範囲とする(65534個のホスト)  1 0 X X X X X X X X X X X X X X x x x x x x x x x x x x x x x x
クラスC:ネットワークアドレスを24ビットの範囲とする(254個のホスト)  1 1 0 X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X X x x x x x x x x

IPアドレスにおいて、大文字のX部分がネットワークアドレス部を意味します。(デフォルトのネットマスクともよばれます。)
ルーターなどで瞬時に区別できるように、上位ビットが0か、10か、110でA,B,Cのどのクラスか判別できるようになっています。
小文字のxはホストアドレスと呼ばれる部分で、そのネットワークにる機器を識別するアドレスとなります。
このホスト部で表現できる台数までのホストをそのネットワーク接続できるわけですが、括弧の個数がホストアドレスのビットから求められる空間より2つ少ない個数になっています。
それは、ホスト部の全てが0場合はネットワークアドレス、全てが1の場合はブロードキャスト用になっていてホストアドレスに使えないためです。

しかし、この方法でIPアドレスを割り当てると、ホストアドレスが足りなくなってしまうので現在ではCIDRを使って、必要とする数だけ割り当てるようになっています。

また現在は、NATなどの技術を利用し、グローバルアドレスはルータサーバーなど絶対に必要な個所だけに割り当てられています。

なおIPアドレスには、特別な用途として次の予約された値があります。

127.0.0.1 ループバックアドレス(自分を指し示す IP アドレス)
IPアドレス全体が0 IPアドレスとしては使えません。BOOTPやDHCPなどで、まだ決まっていない自身のアドレス設定する指定することがあります。
IPアドレス全体が1 同じネットワーク・セグメント上にあるすべてのホストに送る(リミテッド・ブロードキャストと言います)時のパケットで、あて先IPアドレスとして使われます。
ホストアドレス部が全て0 ネットワークアドレスを意味し、ホストには使わないアドレス
ホストアドレス部が全て1 ネットワーク部で指定した特定のネットワークにつながっているすべてのホストに送る(ディレクティッド・ブロードキャスト:directed broadcast)時に使うアドレスです。


また、特定の機器に割り当てるIPアドレスではないのですが、次のクラスもあります。

クラスD:マルチキャスト用(224.0.0.0〜239.255.255.255) 1 1 1 0 x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x
クラスE:実験用  1 1 1 1 x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x x



230:IPマスカレード       伝送制御の理論・プロトコルのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
IP masquerade (masquerade=仮面舞踏会)
Linuxにおける名称であり、IPアドレスを仮装するという意味からきています。
技術的にはNAPT(Network Address Port Translation)とよばれます。

これは、一つのグローバルなIPアドレスを複数のコンピュータで共有する技術の一つで、グローバルIPアドレスと,プライベートIPアドレスとの変換を行います。

NATと違ってTCP/UDPポート番号まで動的に変換するめ、一つのグローバルアドレスで複数のマシンからの同時接続を実現することが可能ですが、
ポート番号が変化するため、インターネット側からアクセスできない、ICMPが使えないrshなど一部のサービスが使えない欠点があります。

対して、静的IPマスカレードと呼ばれるものがあり、変換テーブルを事前に(固定的に )登録して方式です。
これにより、従来IPマスカレードでできないグローバル側からのセッションを始めること(インターネット側からアクセス)が可能になります。

テーブルへの登録は、
  プライベートアドレスホスト
  プロトコル(TCP or UDP)
  ポート番号
 の3つ組で行います。


我が家では、192.168.0.10 のプライベートマシンでサーバーが動いていますが、


674:IP電話       通信装置のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ

電話網の一部もしくは全てにVoIP(Voice over Internet Protocol(VoIP : ボイップ))技術を利用する電話サービスです。
573:IRC       LAN・WANに関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Internet Relay Chat

利用者は専用のクライアントでIRCサーバに接続し、そのサーバに接続している複数の相手とリアルタイムにテキストデータの交換ができる。

195:IrDA       入出力アーキテクチャのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Infrared Data Association

赤外線を用いたデータ転送の規格
携帯型情報端末 (PDA) 同士でデータ交換を行ったり,PDAとノート型パソコンとの間でデータ交換を行ったりする場合に使われる。

IrDA1.0規格速度 115Kbps
IrDA1.1規格速度 4Mbps

499:IRDS       データベース制御のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Information Resource Dictionary System:情報資源辞書システム

IRDSとは情報資源を管理するためのソフトウェアシステムです。

 ISOの定義では、「企業の情報資源を記録するリポジトリ」です。
企業全体の情報資源の完全性と有効利用の推進が目的で、JISでも標準化されていす。


次の目的で生まれました。

・情報システム部門のシステムの開発や運用・保守に関して生産性向上
・システム開発管理の情報基盤
・情報システムライフサイクル全般の管理
・情報資源の管理と活用

これは、データベースデータベースを作ることで、実現できます。
具体的に次の構造が必要になります。
・ビジネスシステムを構成する要素
・データの流れやデータの関連の要素
ソフトウェアシステムの要素
・データ要素

 なお、データディクショナリ/ディレクトリシステム(DD/DS)の違い、
 IRDSは,データの定義情報群およびデータベースの定義情報群であるDD/DSを包含するものです。
224:ISDN       LAN・WANに関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Integrated Services Digital Networkの略で『総合デジタル通信網 』のことで、デジタル式の電話回線の世界規格で(ITU-Tで規定されました)、
N-ISDN と、上位に B-ISDN があります。(Narrowband と Broadband です。)
電話や、ファクシミリ、コンピュータのデータなどひとつのネットワーク−クで扱います。ディジタル通信なのでアナログ通信に比べノイズへの高い耐性があります。
アナログ回線の交換機ではなく、デジタル加入者交換機と接続するために、DSU(Digital Service Unit:加入者回線終端装置)を介して通信する必要があります。
このDSUには、DSU側のインターフェースをT点、ISDN機器側のインターフェースをS点というS/T点端子と呼ばれるコネクタがついています。

回線は種別に略号ABCD〜のの記号が用いられており、A がアナログ、B がディジタル(64kbps)、C がハイブリッド、D が制御(16kbps)、
H が高速専用データチャンネル(H0:384kbps , H11:1.536Mbps , H12:1.92Mbps)などがあります。
そして、一般にIDSNでは、B、D、Hチャンネルが使われます。

日本では、NTT(Nippon Telegraph and Telephone Corporation)がN-ISDNのサービスとしてINSネット64、B-ISDNのサービスとしてINSネット1500という商品名で提供しています。


INSネット64 NTTのN-ISDNのサービス 電話と同じ2本線でDSUを介してISDN機器やTAと接続し、Bチャンネル×2とDチャンネルが利用でき、2つの電話の同時通話が可能(一般に個人向け)
INSネット1500 NTTのB-ISDNのサービス Bチャンネル×23、Dチャンネル×1が利用でき、T1(1.544Mbps)とも呼ばれる光加入者線により提供される。(企業のPBX接続用回線、プロバイダのダイアルアップなどに利用)



INSネット64を利用する場合の補足
DSUTA(ターミナル・アダプター)という機器が必要になります。
TAは、非ISDN端末(アナログ電話、モデムなど)のインタフェースとISDNユーザー通信網インタフェースとの変換を行います。
今はDSUTAの両方の機能を兼ねる製品が普通です。
また、TAの代わりにダイアルアップルーター経由でパソコンを利用するケースもあります。
以下にN-ISDNの構成例を示します。
\図1



最近ではADSLを使ったインターネット接続が多くなっています。
なお、ISDNを使っていてADSLにしたい場合は、アナログ回線に戻す必要があります。

50:ISO       標準化組織に関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ

国際標準化機構(International Organization for Standardization)

工業関連分野の規格統一や標準化を行う国際機関
1997年に設立 ISO-0 砂糖を入れないミルク紅茶 などの標準化から始まる・・

URL:『http://www.iso.ch/iso/en/ISOOnline.openerpage』


規格例
ISO9000


234:ISO9000       開発と取引の標準化のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
ISO9000シリーズはISOが制定した品質管理と品質保証に関する規格シリーズで、保証するのは,製品の品質ではなく供給者の品質システムである。
最も認定範囲の広いISO9001では、設計、開発、製造、設置、付帯サービスなどを対象にしている。
日本国内には、複数の審査登録機関があり、企業側で選択できる。
初期審査登録から始まり→1年目サーベイランス(監視) →2年目サーベイランス(監視)と連続的に行われた後、3年毎に更新審査が必要になる。

559:ITU       標準化組織に関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
International-Telecommunication Union
国際-電気通信 連合
スイス・ジュネーブに本部を置く
1993年まで、CCITT(Consultative Committee for International Telephony and Telegraphy:国際電信電話諮問委員会)だった。
URL:『http://www.ituaj.jp/』


515:iアプリ       JAVAのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
i-appli 『iαppli/アイアプリ』は、株式会社NTTドコモの商標

NTTドコモの『iモード』対応携帯電話で利用できるアプリケーションで、搭載型機器用Java仮想マシンのJava言語のプログラムである。
また、J-PHONE(我家はJ-SH08)などの他機種では、Jアプリ★ゲットと呼ばれていたりすが、同等のものと言える。

開発ツールとしてJava 2 Platform, Micro Edition (J2ME)がある。
これは、『http://java.sun.com/』より、Java 2 Platform, Micro Edition (J2ME)のConnected Limited Device Configuration (CLDC)
の(j2me_cldc-1_1-fcs-src-winunix.zip)をダウンロードして、解凍したj2me_cldcをc:\などへ移動して使う(c:\j2me_cldcになる。)

NTTドコモの機種名で『503i』以降の携帯電話で使われる。
しかし、同じ503iでも次のように存在している。

型名  D503i  SO503i  N503i  P503i  F503i
JPEGの表示  ×  ×  ○  ○  ×
メールフォルダ  ○  ○  ×  ○  ×
形状  フリップ  折りたたみ  折りたたみ ストレート  ストレート
十字キー  イージーセレクター  ジョグダイヤル  パッド型  スティック型  分離型

同様に開発ツールには幾つかの分類が存在する。後継機種ごとにエミュレータソフトが存在するようだ。
そして、エミュレータソフト(例『http://www.zentek.com/i-JADE/』)を利用して開発する。(確認にP503i用をインストールc:\i-jade)
★以下にその体験記を示す。
P503iを(c:\i-jade\)へインストール
以下であれば、どこからでもエミュレータを実行できる

C:\jdk1.3.1_08\bin\java -cp "C:\jdk1.3.1_08\src.jar;." -jar c:\i-jade\i-jade-p.jar

j2me CLDCをダウンロードして、C:\j2me_cldcと配置しておく

コンパイルは次のようにできた。(unverified のフォルダを作っておかなければならない)
C:\jdk1.3.1_08\bin\javac -g:none -bootclasspath c:\i-jade\i-jade-p.jar;C:\j2me_cldc\bin\common\api\classes;. -d unverified HelloWorld.java

事前検査コマンド(携帯機器では一般にアプレットで行われるチェックを行わないので、開発側でしっかり行う)
(preverify.exeは.jarに対応していないので、i-jade-p.jarをc:\i-jade\classesへ展開しておく『jar xvf ../i-jade-p.jar 』)
C:\j2me_cldc\bin\win32\preverify.exe -classpath c:\i-jade\classes;C:\j2me_cldc\bin\common\api\classes; -d verified unverified
なにも表示しない。verifiedフォルダが内にチェック済みが出来上がる (エラー表示がなければOK)

Jarファイルの作成(以下のようにverifiedディレクトリに移動しなければならない。)
cd verified
C:\jdk1.3.1_08\bin\jar cvfM ../HelloWorld.jar *.*
cd..
-------------------------以上でHelloWorld.jarができる。そして、以下のようなHelloWorld.jamとダウンロード用htmlを用意して、サーバーへ置けばよい。例⇒『http://www001.upp.so-net.ne.jp/yuu/iappli/helloworld.html』
HelloWorld.jam『
AppSize = 2391
AppName = HelloWorld
AppVer = 1.0
PackageURL = HelloWorld.jar
AppClass = HelloWorld
LastModified = Tue, 10 Apr 2004 17:10:00


ダウンロード用html『
<HTML><HEAD><TITLE>HelloWorld</TITLE></HEAD>
<BODY><BR>
<OBJECT
 declare id="app01"
 data="http://www001.upp.so-net.ne.jp/yuu/iappli/HelloWorld.jam"
 type="application/java">
HelloWorld Application
</OBJECT><BR>
<A ijam="#app01" href="helloworld.html">iαppli HelloWorld</A>
</BODY></HTML>



★今度は504i用の場合のNTTドコモの開発ツール体験記を示す。
DoJa2.1プロファイル向けiアプリの開発をサポートツールとしてのemudoja2.1f_1.00_021217.zipを『http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/imode/java/tool_foma.html』からダウンロードする。
ダウンロードしたファイルを解凍したできたdisk1内のsetupで、一時的にAdministratorにてインストール(E:\iDKDoJa2.1FOMAへ)する。
 この環境で新規プロジェクトを作成し、ビルドすることができる。
 プロジェクトごとにフォルダができ、その位置は、『E:\iDKDoJa2.1FOMA\apps』の中に限定されるようだ。
 また、ADF設定を行えば、自動的にjarとjamファイルを生成する。

★iモード対応 絵文字は、『http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/imode/make/emoji/index.html』(2004-1-10)からダウンロードできた。
i絵文字のツールを起動後、ファイルメニューの設定の『外字設定』項目を選択することで、windowsのデフォルト外字と切り替えることができる。
右『』内が絵文字例になっている。⇒『滲。「」、・ヲァィゥェォャュョ』