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ロから始まる情報処理用語
00000145
ロールバック
00000146
ロールフォワード
00000144
ロジックボム
00000158
論理演算回路
00000159
論理回路
00000520
論理式
00000142
論理値
00000420
論理ネットワーク
145:ロールバック
データベース制御のグループ先頭へ
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roll back(巻き戻し)
一般的には、
データベース
に論理的な障害(
プログラム
の強制終了など)が発生した場合の修復方法の一つです。
関連用語→
ロールフォワード
一時的に保持された更新データを破棄し、
データベース
をトランザクション開始前の状態に戻す(なかったことにする)ことにします。
データベース
では、更新時にログ
ファイル
と呼ばれる
ファイル
を残しています。
これを利用して更新前に戻すことができます。
他にソフトをアップデートする前に戻す処理を指すこともあるようです。
146:ロールフォワード
データベース制御のグループ先頭へ
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roll forward
データベース
に物理的な障害(
ハードディスク
が壊れるとか)が発生した場合の修復方法の一つ
参考→
ロールバック
データベース
の
バックアップ
コピーを使って、
バックアップ
時点の状態に復元した後、
ジャーナルファイル
(ログ
ファイル
)の更新後情報を使用して、障害発生前の状態に戻します。
(ここで使うログ
ファイル
は
チェックポイント
の時点で作成されたログ
ファイル
になる。)
また、障害発生時に処理中だったトランザクションは
ロールバック
で完全な復旧ができます。
144:ロジックボム
リスク管理のグループ先頭へ
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logic bomb
物理的破壊を目的としないコンピュータ
ソフトウェア
であるサイバー兵器の一つ。
158:論理演算回路
情報素子に関することがらのグループ先頭へ
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デジタル信号に対して論理演算を行う回路で、
組み合わせ回路
とも呼ばれる
論理回路
である。
デジタル信号のほとんどは、3つの基本的な論理演算回路で構成され、次の図1で
真理値表
、
論理式
共に示す。
図1
なお、これらの基本回路は
順序回路
の構成要素にもなっている。
(コンピュータ内のほとんど全てがこの回路で構成される。)
さて、次のような回路構成にした入力の一致で出力を0とする回路は、
使用頻度が多く、特にXOR回路(排他的論理和)と呼ばれる。
図2
真理値表
の出力が1と0に着目して、左右の式を作成している。式で検証すると次のようになります。
図3
これら回路(AND回路 OR回路 NOT回路、XOR回路)は、
真理値表
からも分かる通り、
それぞれ、 論理積、 論理和、 否定、 排他的論理和 の
論理式
を実現する回路になっている。
そして、これらの基本回路を
組み合わせ
て
加算回路
や、デコーダ、マルチプレクサなどが作られる。
159:論理回路
情報素子に関することがらのグループ先頭へ
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論理値
(0と1)を扱う
電子回路
のことを言う。
デジタル回路
とも呼ばれる。
大別すると次の二つに分類できる。
組み合わせ回路
得に論理演算を対象にする回路で
論理演算回路
とも呼ばれ、入力に対して出力が一意的に決まる構成の回路を言う。
順序回路
時間的な要素(タイミング)が絡んで結果が変る要素を回路構成にする回路
520:論理式
情報理論のグループ先頭へ
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→
論理値
142:論理値
情報理論のグループ先頭へ
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Boolean Value
論理値とは、命題(文章で表現される一つの主張)に対して、
正しいや肯定する表現を『真(True)』とし、違う場合や否定する表現を『偽(False)』と置いてした値を意味する。
この場合、一つの命題の結果は必ずTrueかFalseのいずれかになり、あいまいな『どちらでもない』や『どちらでもある』という値はない。
この考えかえら論じはじめた理論は、ブール代数と呼ばれ、ブール(Geroge Boole 1815-1864)が論理学で確立した。
その後、シャノン(C.E. Shannon)が、ブール代数を回路解析学に応用して、現在のコンピュータハードの礎になった。
コンピュータで、データを表現する場合は、『真(True)』を
2進数
の1に割り当て、『偽(False)』に0を割り当てる考え方を正論理と呼ぶ。
この逆に『真(True)』を1に割り当て、『偽(False)』に1を割り当てる考え方を負論理と呼ぶ。
こうした論理値を
組み合わせ
た関係を代数的に計算するのが論理代数である。
これは、命題変数と論理記号で
論理式
を作成して計算する。
この式でよく使われる論理演算の種類は次の通りである。→
論理演算回路
と密接な関係がある。
論理積(AND):両方が1の場合だけ結果を1にする演算で、・以外に∩や∧の表現が使われる場合がある。
論理和(OR):どちらかが1であれば、結果を1にする演算で、+以外に∪や∨の表現が使われる場合がある。
論理否定(NOT):1であれば結果を0に、0であれば結果を1と反転する。上に線を引く表現以外に、−や¬を前につけるの表現が使われる場合がある。
排他的論理和(XOR→(eXclusive OR)):両方が同じ場合に結果を0、違う場合に結果を1とする演算で、〇の中に+を書いた記号が使われる。
これらの基本演算は、
論理回路
に対応している。
真理値表
共に比べて理解するとよい。
参考→
真理値表
論理値を演算する論理演算の公式を下記に示す。
図1
この表で、左右に並べた公式において、交換、結合、分配、吸収、ド・モルガンにおいて、双対の原理(duality)が存在する。
双対とは次の左の関係が成り立つなら、右の関係が成り立つことを意味する。
f(A1,A2・・・An, 1, 0, +, ・)=g(A1,A2・・・An, 1, 0, +, ・) ⇔f(A1,A2・・・An, 0, 1, ・, +)=g(A1,A2・・・An, 0, 1, ・, +)
ここで、f()やg()は、()の中で表現される命題の
組み合わせ
でを意味するもので論理関数と呼ばれる。
注目すべきは、⇔の左右で、0を1に、1を0に、論理和の+を論理積・に、・を+に置き換えることが可能であると言うことである。
例 A・0=0 ⇔ A + 1 = 1
式変形例→排他的論理和
図2
420:論理ネットワーク
伝送制御の理論・プロトコルのグループ先頭へ
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Logical Network
対語→物理的ネットワーク
コンピュータ同士や端末と接続して、データをやり取りするシステムを考える時に最終的には物理的に接続されるが、物理的には、メーカーなどの団体、
OS
などで、装置、規格など様々な命名が生まれた。そこでネットワーク構成を表現する場合などに、物理的な表現でなく、抽象的モデル化した形で論じると、統一的に把握しやすくなる。それに使われるのが論理ネットワークである。
論理ネットワークの構成要素とし、次のものが挙げられる。
○ サブネットワーク 別途にあるネットワークと比較した、ある制限で閉じられるネットワーク
○
ゲートウェイ
異なるネットワーク間の整合、変換機能の装置
○ ノード(Node)ネットワーク接続のエンドポイント、あるいはネットワーク上で2 本以上の回線を共有する接合部分。
コンピュータでであったり、コントローラであったりする結節点である。
ネットワークでのコンピュータのことをほかにノードと呼ぶこともあるが、ノードとはネットワーク上の通信端末のこと
つまり、ネットワークに接続された機器や、ネットワークとネットワークを接続する機器のことでコンピュータや
ルータ
、スイッチ、交換機などの通信機器になる。
(インターネットでノードと言う場合は、コンピュータや
ルータ
のことを指す)
○ ネットワークアドレス サブネットワークを識別する番号
○ リンク ノード間の論理的通信路
○ エンティティ(Entity)個々の管理対象となるネットワーク
デバイス
。エイリアスとも呼ばれる。
(ネットワーク内でシステム自体の機能を果たす対象で、
プロセス
や
サーバ
ーを指す)
(同一階層の相手と、
プロトコル
にしたがって通信を行う機能のことをいう。)
○ コネクション エンティティ間の論理的通信路
アプリケーション
プロセス
間を結ぶ論理的な通信路のことで、データ伝送はコネクションを介して行われる。
データ伝送に先立ってコネクションを確立し、データ伝送終了後にコネクションを開放する。
衛星通信ネットワークや
LAN
で用いられるトランザクション型データ伝送のように、コネクションを用いないコネクションレス型データ転送という形態もある。
このコネクションレス型データ転送では、発信側から受信側にコネクションを確立せず、1データ
単位
でデータを伝送する。
○
プロトコル
:同一階層での取決めのこという