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カから始まる情報処理用語


00000267    カートリッジ方式
00000372    買掛金
00000062    回帰直線
00000060    回帰分析
00000094    開発管理
00000390    外部設計
00000004    確率
00000631    確率分布
00000191    加算回路
00000370    貸付金
00000215    カスケード
00000639    仮想キーコード
00000012    仮想記憶
00000036    稼働率
00000371    借入金
00000111    ガンチャート

267:カートリッジ方式       補助記憶に関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Data Cartridge、Tape Cartridge

磁気記憶装置のひとつ。データカートリッジ、ストリーマとよばれたりする。
記録可能容量は数十ギガバイト単位
テープの幅で、4mmタイプ、8mmタイプ、1/2インチ・カートリッジ・タイプ、QIC(1/4インチ)タイプなどがあり、オートローダーやテープライブラリ(自動的にロードしたり、アンロードする仕組みを持ったテープ・システム)で
数千巻のカートリッジを管理するシステムもある。




372:買掛金       財務会計(会計基準,財務諸表)のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
商品を仕入れ、後日代金を支払わなければならない義務(債務の一種)
対語→売掛金
参考→貸借対照表

62:回帰直線       経営工学(IE・OR)のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
回帰分析において、方程式が一次式で表される式の線
最小自乗法(直線と垂直方向の距離の和を最小にする式を導く方法)を用いる。




60:回帰分析       経営工学(IE・OR)のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
複数の標本集団の相互関係を分析する手法の一つ


相関分析により、2つの間に強い相関関係(一般に0.8以上)が認められる時、xかたyを推定する
方程式を求めること言う。この式は回帰曲線とよばれる。

推定方程式で良く使われる式
y=ax+b ・・・・(1)
y=ax^+bx+c

(1) 一次方程式場合、この式は回帰直線と呼ばれる。



94:開発管理       開発管理関連・ドキュメントのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
開発管理は、行程管理と進捗管理に分けられる。

行程管理手法で使われる手法には、ガンチャートPERTなどが使われる。

390:外部設計       開発手法に関するのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
システム開発のプロセスの一つで、一般にアプリケーションエンジニアによって行われます。
基本計画で作成された要求定義書を分析し、最終的には、外部設計書(DFDHIPOなどを利用)を作成する工程になります。
この工程では、『なにを入力』したら『どのような出力』が『どのようなタイミング』で要求されるかを明確にしてサブシステムに分割します。
つまりこの分割の基準は、ユーザーから見た業務としての処理単位で分割して行くことになります。
分割の着目点を上げると次のようになります。
1. 処理形態(オンライン、オフライン)
2. 処理サイクル(随時、日次、周次、月時、期次)
3. 処理対象データ量
4. 出力の即応性
5. 出力の的確性
6. 判断の必要性
7. 機械化の困難性

そして、ユーザーから見た画面レイアウト設計、ユーザーから見た帳票レイアウト設計、ユーザーが使うコードの決定を行います。
また、データの関連性を分析し、データベースファイルの候補になるものを抽出した論理データの設計を行います。(詳細な設計は内部設計で行う)


4:確率       情報理論のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
probability
確率とは、ある事柄(⇒事象と呼ぶ)が起きる可能性を表す数値である。
ある試行で起きる全ての事柄(→全事象)の数がNであり、そのうちの事象Xが起きる数がmである時、事象Xの確率P(X)はm/Nになる。
(確率を表現する場合 確立の頭文字であるPの文字を使う。そしてある事象にXと名前を付けた場合のXが起きる確立はP(X)と表現する。)

<例>
サイコロで一の目がでる事象にAの名前を受けた場合、一回の振りでのXの確率 P(A)は 1/6になる。
ここで、1の目の出る確立を P(X=1) と表現される。 また1の目の事象は、{X=1}と表せるので、この確立をP( { X=1 } )と表すこともできる。

ここで言うXは、『試行の結果によって決まっていくもの』で、確立変数と呼ばれる。(一般にX、Y、Zなどの大文字が使われる)

この確立変数を変化させた場合の確立を対応させたものを『確立分布』と呼ぶ。
サイコロの目が出る確立分布を表にすると次のようになる。

Xの値(目の値) 1  2  3  4  5  6  
確立  1/6 1/6  1/6  1/6  1/6  1/6  1

確立分布表を使うと、確立変数Xに対する確立がすぐ分かることになる。

よく知られる確立分布として、二項分布、正規分布、ポアソン分布などがある。




631:確率分布       情報理論のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ

事象空間において、全事象の生起する確率を示すもので、離散的な値に対応する場合と連続的な値に対応する場合があります。

離散型確率分布とは、サイコロを投げた時に出る目の数字など、確率変数が離散的な値をとる場合の分布で代表に次のようなものがあります。
一様分布
二項分布
ポアソン分布
負の二項分布

連続的型確率分布とは、体重などのように確率変数が連続的な場合の確率分布で代表に次のようなものがあります。
一様分布
正規分布
指数分布
t分布
カイ2乗分布
三角分布

なお、-∞から任意のXまでの累積した値を確率値として求めることができる関数(式)は確率密度関数(cumulative distribution function)と呼ばれる。

191:加算回路       プロセッサーアーキテクチャに関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
XOR(bitの加算のみ可能)を次のように加算した結果Sと、桁上がりCの出力を持つ構成にした回路を半加算回路(half adder)と呼ぶ。
図1

半加算回路を次のように記述したとする。
図2

すると、下の桁の桁上がり入力も考慮した全加算回路(Full Adder)の構成は次のようになる。
図3

この回路はCPU内部などの1ビットのみの加算構成に使われる。



370:貸付金       財務会計(会計基準,財務諸表)のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
金銭を貸して、返済を受ける権利で債権の一種とされる。
対語→借入金
参考→貸借対照表

215:カスケード       入出力アーキテクチャのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
cascade

複数のものを接続する方法の一つで、何段か分けることで、本来持っている接続ポートより多くのものを接続して行く方式.

図1



639:仮想キーコード       プログラム一般のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
ASCIIコードなどの規格されたコードではなく、各OSで使われるコードで、扱えるキーの範囲をコード化したものと言えます。
当然に、規格に存在しないファンクションキーなども取り扱えることになります。
しかし、/や?キーなどは、国際対応によって定義が異なる場合もあります。
Windowsの仮想キーコードを以下に示します。

10進  16進  windows.hの識別名  IBMキーボードの例
1  01  VK_LBUTTON  non
2  02  VK_RBUTTON  non
3  03  VK_CANCEL  Ctrl+Break
4  04  VK_MBUTTON  non
8  08  VK_BACK  Backspace
9  09  VK_TAB  tab
12  0C  VK_CLEAR  Num Lock
13  0D  VK_RETURN  Enter
16  10  VK_SHIFT  shift
17  11  VK_CONTROL  Ctrl
18  12  VK_MENU  Alt
19  13  VK_PAUSE  Pause
20  14  VK_CAPITAL  Caps Lock
21  15  VK_KANA  non 国際キー
23  17  VK_JUNJA  non
24  18  VK_FINAL  non
25  19  VK_KANJI  non 国際キー
27  1B  VK_ESCAPE  Esc
28  1C  VK_CONVERT  non
29  1D  VK_NONCONVERT  non
30  1E  VK_ACCEPT  non
32  20  VK_SPACE  Spacebar
33  21  VK_PRIOR  Page Up
34  22  VK_NEXT  Page Down
35  23  VK_END  End
36  24  VK_HOME  Home
37  25  VK_LEFT  
38  26  VK_UP  
39  27  VK_RIGHT  
40  28  VK_DOWN  
41  29  VK_SELECT  non
42  2A  VK_PRINT  non
43  2B  VK_EXECUTE  non
44  2C  VK_SNAPSHOT  Print Screen
45  2D  VK_INSERT  Ins
46  2E  VK_DELETE  Del
47  2F  VK_HELP  non
48-57  30-39 VK_0-VK_9  メインキーボードの0〜9
95-90  41-5A VK_A-VK_Z  メインキーボードのA〜Z
91  5B  VK_LWIN  non
92  5C  VK_RWIN  non
93  5D  VK_APPS  non
96-105  60-69 VK_NUMPAD0-9  テンキーの数字
106  6A  VK_MULTIPLY  テンキーの*
107  6B  VK_ADD  テンキーの+
108  6C  VK_SEPARATOR  テンキーの.
109  6D  VK_SUBTRACT  テンキーの-
110  6E  VK_DECIMAL  テンキー
111  6F  VK_DIVIDE  テンキーの/
112-135 70-87 VK_F1-VK_F24  ファンクションキーF1〜
144  90  VK_NUMLOCK  Num Lock
145  91  VK_SCROLL  Scroll Lock


なお、他にシフトキーの状態と一緒に判断する必要があり、Windowでは GetKeySatate(KV_SHIFT)で、チェック(最上位が1の負が戻る)できます。
(VK_CAPITALで Caps Lockがチェックでき、他にもNum Lock,Scroll Lock)


12:仮想記憶       オペレーティングシステムに関することのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
主記憶装置の記憶サイズを、あたかも主記憶装置が増えたように、補助記憶装置を利用して見せかける仕組み
セグメント方式とページイング方式がある。
どちらもプログラムに必要なメモリ空間をセグメント(64kbyte以内の任意長)またはページ(4から8kの固定サイズ)と呼ばれるブロックに分けて、
ページテーブルまたはセグメントテーブルと呼ばれるテーブルで、論理アドレスと物理アドレスの変換を行う。
この変換機能は動的アドレス変換(Dynamic Address Translation:DAT)機能と呼ぶ。そして、変換に使うテーブルにはTLBが使われている。

主記憶装置の区画をページ枠、補助記憶装置の区画をスロットと呼ぶ。またそれぞれの区画に記憶されるプログラムをページと呼ぶ。
図1

ページング方式の仮想記憶において,実記憶上にないページをアクセスした場合の処理と状態の順番は次のようになる。
   (ここで,実記憶には現在,空きページはないものとする。 )
ページフォールト → 置換え対象ページの決定 → ページアウト → ページイン

ページ切り換え(ページイン/ページアアウト)でアルゴリスムLRU方式、FIFO方式、LFU方式
FIFO方式:First-In-First-Out:最初にページインしたものを最初にページアウト
LRU方式:Least-Recently-Used)最も最近使われていないものからページアウト
LFU方式:Least-Frequently-Used)今までに参照された頻度が最も低いページからページアウト





36:稼働率       システムの経済性・信頼性のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
システム信頼性尺度でAvailability(可用性)の指標に使われる稼働率の定義は次のようになる。(最大値は1になる)
稼動率 = 正常運用の累計/全体の時間
正常運用の累計=tn1+tn2・・・・・tnX


MTBFの定義が=正常運用の累計/故障件数  で
MTTRの定義が=故障時間の累計/故障件数  なので、これらを利用すると稼働率は次のようになる。→稼働率=MTBF/(MTTR+ MTBF
なお、稼働率は正常に運用できる確率の値と捉えるとよく、直列稼動ではどれか1台の故障が全体の故障になるので、各稼働率を掛けた値が全体の稼働率になり、並列稼動にした場合は、全てが故障する確率の補集合になる。

371:借入金       財務会計(会計基準,財務諸表)のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
金銭を借りて、返済しなければいけない義務(債務の一種)
対語→貸付金
参考→貸借対照表

111:ガンチャート       開発管理関連・ドキュメントのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
開始と終了の予定と実績を並べて表現し、対比ことで作業の状況を表現できる。
日程計画表などの進捗管理に使われる。

各作業の影響や不具合は知ることができない。