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ホから始まる情報処理用語


00000626    方程式の解法
00000214    ポート
00000368    簿記
00000266    補助記憶装置
00000002    補数
00000216    ホットプラグ
00000409    ポリモーフィズム
00000029    ボリューム

626:方程式の解法       アルゴリスムのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ

代数的解法と、反復的解法に分類できます。

代数的解法としては、公式を利用するものや、カルダノの方法などが挙げられます。

反復的解法では、高次代数方程式を対象するDKA法や、非線形方程式にも対応できるニュートン法や、二分法などが有名な解法です。


214:ポート       入出力アーキテクチャのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
port

接続口、出入り口(つまりポート)のことを意味します。

その意味で、パソコンや周辺機器に付いているコネクターを指すことがあります。
(→シリアルポート、パラレルポート)

また、複数の対象に番号を振って識別する場合にも使われます。この場合は、ポート番号が○×△と言う表現になります。
ハード的なものではI/Oポート番号と言うと、その入出力に付いているアドレスを意味します。
ソフト的には通信のソケットで使うポート番号が代表的なものでしょう。

UDPTCPでは、通信のプログラムを識別するのポート番号を使っています。
1023番以下のポート番号は特権ユーザーや管理者モードで動作するサービスが利用するポートとされています。
よく使われるプログラムは、ウェルノンポートとよばれ、代表的なところでは、HTTPは80番、POPメール・サーバでは110番、SMTPメール・サーバでは25番などが使われています。


368:簿記       財務会計(会計基準,財務諸表)のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
財産の増・減・変化(取引)を記録すること。
この目的は、一時点の財産状態(財政状態)と一定期間の営業成績(経営成績)を明らかにすることである。
財産状態は、元金・預金・商品などの財産が一時点でいくらあるかと言うことで、貸借対照表で表す。
営業成績は、いくら利益または損失が生じたかと言うことで、一定期間に対する損益計算書という報告書で表す。
つまり、簿記は、財産の増・減・変化を整理し、貸借対照表と損益計算書を作成することを意味する。



266:補助記憶装置       補助記憶に関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
コンピュータ内メモリ(記憶装置)を分類すると主記憶と補助記憶装置に分類できる。
この補助記憶装置には次のようなものがある。一般に高速と言われる順に挙げる。
インターフェイス仕様によりので実際の速度がこの順番になるとは限らない。)

名前 備考  記憶原理
フラッシュメモリ利用のメディア RAMディスク)      半導体(EEPROM
磁気テープ(Magnetic Tape Unit) ランダムアクセス不可(オープンリールテープ方式とカートリッジ方式あり)   磁気 
RAID レイドと呼ぶ。ハードディスクを複数並べて管理する。 磁気
ハードディスク 主流は3.5インチ(ノートは2.5インチ)  磁気
ZIP ジップと呼ぶ。高密度磁気リムーバブル  磁気
MO 光磁気ディスク(Magnet Optical disk)  レーザー光と磁化ヘッドで書き込み、光の反射で読み取る。 
DVD-ROMDVD-R、DVD+RW、DVD-RAMCD-RW 片面4.7GB     凹凸をレーザー反射光で読み取る(反射率が小さい)                     
CD-ROMCD-R、CD-RW  700MB程度  凹凸をレーザー反射光で読み取る(反射率が大きい)

2:補数       基数表現・データ表現のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ

R進数において桁数を mとすると、数値Nを、Kの補数で表現する定義は次のようになります。

R ^ m - (R-K) - N

 (ここで、~ はべき乗の演算子を意味します。 R^m は、Rのm乗を意味しています。)

R進数において、Rの補数を真補数と呼び、一般に補数と言うと、この真補数を指します。

つまり、R進数において、Nの真補数は、R ^ m -N となります。

そしてこれは、数値Nに対し、その真補数を加算すると使用範囲外へ桁上がりする値になります。

加算すると桁上がりを起こす値→つまり、使用する桁の範囲を決めて考えるとかろから考えます。



また、K進数の場合、(K-1)の補数を擬補数と呼びます。
これは、加算すると桁上がりが起きない限界になる値という性質があります。

例として10進数で、m桁を考えた場合、数値Nにおける9の補数と10の補数はそれぞれ次のようになります。

数値Nの  9の補数は 10 ^ m - 1 - N  (擬補数)
数値Nの 10の補数は 10 ^ m - N

同様に2進数で、m桁を考えた場合、数値Nにおける1の補数と2の補数はそれぞれ次のようになります。

数値Nの  1の補数は 2 ^ m - 1 - N   (擬補数)
数値Nの  2の補数は 2 ^ m - N

以上より、擬補数 + 1 = 真補数 の関係があります。

例えば、10進数3桁の範囲で、64の10進数がある場合、10の補数は真補数と呼ばれ、936になります。 
64+936で1000になって使用範囲外になる4桁へ桁上がりするからです。

この真補数を使うと、減算を加算にすることができます。
例えば、153-64を算出する時、64の進補数である936を153に加算すると、1089になり、
使用範囲の3桁を取り出した時、89(=156-64)が得られます。

さて、真補数を求める場合、擬補数を利用する容易になります。

例えば、10進数3桁の範囲において、64の擬補数(9の補数)は、
999-64の935になるが、計算において上の桁から借りる計算が起きない分、容易に求められます。
つまり、擬補数を求めてから1を加えれば、真補数になります。

図1



さて、2進数において擬補数は1の補数になり、ビットを反転すれば求まります。
 そして真補数は、2の補数を意味して、1の補数(擬補数)に1を加算することで求まります。
以下に減算例を示します。

図2


●結論 2進数において、Nの補数は次のように求めます。

擬補数(1の補数) 全てのビットを反転するだけで求められる。
真補数(2の補数) 上記1の補数に1を加えると求められる。そして、これが(−N)の負を記憶する方法になっている。

216:ホットプラグ       入出力アーキテクチャのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
ホットスワッピング
ホットスワップ
ホットプラグ

周辺機器を接続するためのコネクターを、パソコンの電源が入った状態で抜き差しすること。また、抜き差しできること。

409:ポリモーフィズム       プログラミング、テスト、レビューに関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
polymorphism
多層性、多態性とも言う
オブジェクト指向において、継承したクラスのメソッドに同じ名前を付けた場合、実行時にどのクラスのメソッドかを、自動的に選択して実行させることができる。これにより、将来にわたってオブジェクトの振る舞いを容易に変化させることができる。
C++では仮想(virtual)関数にし、ポインタかリファレンス型でないとできない。
29:ボリューム       ファイル管理に関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
volume
データ記録媒体の管理上の単位である。
磁気テープ(magnetic tape)、磁気ディスクパック(magnetic disk pack)、固定ディスク(ハードディスク)などのデータ媒体について用いられる。