インターネットスクール 『まなぶ』のe-ラーニングへ  yahoo  MSN  エキサイト  Google
辞書先頭ページへ戻る

Uから始まる情報処理用語


00000681    UCS
00000486    UDP
00000293    UltraATA
00000565    UL規格
00000383    UML
00000612    Unicode
00000652    UPnP
00000322    UPS
00000595    URI
00000038    URL
00000205    USB

681:UCS       データの標準化のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Universal multi-octet Character Set

国際標準化機構(ISO『http://www.iso.org/』)で、ISO/IEC 10646-1として定められた国際文字集合の部分集合です。

一般に、UCSと言う場合、UCS-4 (Universal multi-octet Character Set 4)のことを指しています。

UCS-4は4バイトの値で定義され、上位のバイトからそれぞれ群(group)、面(plane)、区(row)、点(cell)と呼ばれます。

群00、面00で定義されている文字群(この区、点の2byte)は、UCS-2と呼ばれており、 Unicodeとほぼ同じものになっています。
そして、ここに世界の主要な言語で使われる文字のほとんどが定義されています。

最新のUnicodeでは群00の面0Fにあたる部分までが、ハングル文字の追加や異体字表現方式の策定が行われ、部分的に3バイト以上を使用する体系になっています。






486:UDP       伝送制御の理論・プロトコルのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
User Datagram Protocol

OSI参照モデルのトランスポート層にあたるプロトコルで、IPの上位プロトコルです。→『http://www.ietf.org/rfc/rfc768.txt』
TCPと違いUDPには再送制御がありません。(チェックサムでエラーなら、そのパケットは破棄されるけ)
つまり信頼性がより、負荷の軽い処理や連続性や要求されるアプリケーション向けのプロトコルです。

UDPは、DNS問い合わせ、NetBIOSブロードキャストなどで使われています。


図1の構造になっています。
図1

●送信元ポート:送信元のアプリケーションを識別するための番号
●あて先ポート:あて先となるアプリケーションが待ち受けしているポートの番号(ユーザーが作成したプログラムなどでは1024以上のポート番号を利用することになっています。)
●データ長:自身のパケットのサイズです。しかしIPパケットで、フラグメンテーションが禁止(IPヘッダ中のDF bitがセットや、ルータがフラグメント・パケットのルーティングを禁止)の場合、それより小さなサイズのUDPパケットしか送信できません。
チェックサム:1の補数演算ですが、算出対象は、UDP擬似ヘッダ(12bytes)と UDPヘッダ(8bytes)とUDPペイロードです。
UDP擬似ヘッダ(12bytes)は、チェックサムの計算時だけに使われる仮想的なヘッダ・データ(pseudo header)で、次の図2の構造になっています。
図2

なおチェックサム・フィールドの内容を0にして送信すると、チェックサム計算を省略するという意味になります。
●データ(ペイロード:payloadと呼ばれますが、荷物のことです)は16bit幅のバイト単位で送れます。

なお、データグラム:Datagram と言う言葉は、インターネット創世記(ARPANET)で使われたデータ転送の単位で、
TCPセグメントのデータと区別するため使われた用語です。



293:UltraATA       入出力アーキテクチャのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Ultra AT Attachment
EIDEの後継仕様で、1998年にANSIよってATA/ATAPI-4として標準化された。各種転送モードあり

ハード的仕様:80ピンコネクタデータ幅(8/16ビット

(最高データ転送速度は33MB/sで、Quantum社はUltra ATA、Intel社は「Ultra DMA」と呼ぶが、他にもATA-33、DMA-33、UATA、ATA-33などと呼ばれる)
CRCチェックで信頼性も向上

その後、Ultra ATA/33の上位(ATA/ATAPI-4に含まれる規格)規格として2倍の転送速度のUltra ATA/66(66MB/秒)、その倍のUltra ATA/133が生まれている。


565:UL規格       標準化組織に関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Underwriters Laboratories

安全策が採られている設計か確認し、その製品にUL登録商標を認可する時に使われる米国規格

URL:『http://www.ul.com/』



383:UML       開発管理関連・ドキュメントのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
unified modeling language
OMG(Object Management Group)に認定されたオブジェクト指向分析/設計で用いられるモデリング言語
ブーチ手法のグラディ・ブーチ氏、OMT法のジェームズ・ランボー氏が,米ラショナル・ソフトウエア社で方法論の統一と標準化作業を行って作られた。
UMLでは,次に示す各種の図が用いられる。

ユースケース図  動 システムとシステム外のオブジェクト(アクター)とのやり取りをモデル化して、要求仕様を明確にするなどの目的に使われる。(要求)
クラス図  静 -クラスとクラスの関係を示す構成図
オブジェクト図  静 -インスタンス(実態)の相互関係を示す図
ステートチャート図(state)  動 時間経過とともに変化するオブジェクトの状態を表現
アクティビティ図(activity) 動 操作やプロセスの途中で起こっている状態を表現(要求)
シーケンス図  動 オブジェクトの相互関係の変化を、時間経過に伴って、上から下へと表した図
コラボレーション図  動 オブジェクトの相互関係で、メッセージを中心に表現した図
コンポーネント図  静 ソフトウェアコンポーネントをモデル化した図
配置図            静 システムの物理的な配置構成を示す図

612:Unicode       データの標準化のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
ユニコード

米国の情報関連企業を中心とした提唱により、1993年に国際標準化機構(ISO)でUCSの一部(UCS-2)として標準化された文字コード体系です。

Java言語の文字列格納用の文字コード体系(キャラクタセット)に使われ、現在ではXMLなど標準的なドキュメントで一般に使われています。

当初は、16ビット(2バイト)で表現していました。
この時、漢字文化圏の文字は言語による字形の違いを無視し、
由来や字形が似たものを統合した作業(ハンユニフィケーション:Han unificationと呼ばれました)が行われて、CJKV統合漢字が作られて、
それがUnicodeに盛り込まれました。
(CJKV統合漢字は、中国語・日本語・韓国語(・ベトナム)の頭文字です。ベトナムは英語を使うので、除かれて「CJK」と呼ぶことも多い)

これは文化の違いを無視したものだとの反発によって方針が変わって、部分的に3バイト以上を使用する体系になり、現在のUnicode全体は4バイトで定義されています。

これらの発展過程により、実際には幾つかのコード体系(キャラクタセット)ができてしまいました。
これらは、UTF(Unicode Transformation Format)と呼ばれています。
現在よく使われれるUTFは、UTF-8、UTF-16、UTF-32です。


UTF-8 1文字を1〜4バイトの可変長マルチバイトに変換する。(UTF-8は英数は1バイトで表現し、日本語は3バイト
UTF-16 英数も日本語も全て2バイトで表現(0x0000〜0xD7FF、0xE000〜0xFFFF)、その他(0x00000000〜0x0010FFFF)の文字は4バイトで表します。
UTF-32 Unicodeの全コードを単一長のコードとして32ビットで指定するコード。(実際に使われるのは21ビット


UTF-8を使えば、効率が良くインターネットではも、もっとも利用されています。
BOM(Byte Order Mark)がついていないものをUTF-8Nとして区別する場合があり、アプリケーションによって取り扱いが異なります。

UTF-16ではU+0000 〜 U+FFFFの範囲の文字は「基本多言語面 (Basic Multilingual Plane、BMP)」と呼ばれます。
対してU+10000 〜 U+10FFFF の範囲の文字は補助文字 (supplementary character) と呼ばれ、そこにUCS-2で使えなかった文字を割り振っています。
補助文字は2つのコード単位を使ってエンコードされます。
最初のコード単位は上位サロゲート領域 (U+D800 〜 U+DBFF)と呼びコードポイントとして使用されません。(内部判定コードです)
2 番目のコード単位は下位サロゲート領域 (U+DC00 〜 U+DFFF) 内の値で、これがコードポントになっています。


652:UPnP       伝送制御の理論・プロトコルのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
UPnP (Universal Plug and Play)

ネットワークに機器をつなげると、自動的に設定が行われてすぐに使えることを目標にした、通知と設定に関するプロトコルです。

このコンセプトは、Microsoftが提唱して始まっているようですが、現在では数百?社の企業がUPnP Forumに参加しており、多くの仕様が策定されています。
UPnP Forum→『http://www.upnp.org/』

この仕組みを実現する機能の概要は、次のようになります。
○ Addressing:DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol)やAUTO-IPを使って、機器はIPアドレスを指定します。
○ Discovery:SSDP (Simple Service Discovery Protocol)を使って、機器とその機能を調べる。
 それには、サービスやその指示に対するDescription(記述)の仕様が必要で、その表現方法を明確にしています。
 それは次の分類があります。
  Control:SOAP(Simple Object Access Protocol)等を使った操作
  Eventing:GENA(General Event Notification Architecture)を用いたイベント処理
  Presentation:Webインターフェースなどによる状態や設定情報などの表示




322:UPS       システムの経済性・信頼性のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
uninterruptible power supply
無停電電源装置
停電時でもシステムをそのまま稼働できるように、電池または発電機を内蔵し、にシャットダウンの割り込みCPUに送るなどが行える装置



595:URI       LAN・WANに関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Uniform Resource Identifier

インターネット上の情報資源場所を指し示す記述方式です。

場所を指定するURL(Uniform Resource Locator)と、名前を指定するURN(Uniform Resource Name)を含めた概念と言えます。
「http://www001.upp.so-net.ne.jp/yuu/yuu.html」がURIであるのに対して、
「http://www001.upp.so-net.ne.jp/yuu」は、URLと言えます。
つまり、URLは URI に含まれていることになります。(この一部を具体的に仕様化したものにURLがある。)
なお、WWW 上での絶対パスのこを、完全 URI(full URI)と、相対パス的なものを、相対URIと呼びます。

38:URL       LAN・WANに関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Uniform Resource Locator
テキストや画像、音など資源の場所を、インターネットを介して指し示す記述仕様で「http://」や「ftp://」から始める表現になるものを指します。
一般にこの表現の直後に「FQDN」続きます。それに「/コンテンツ名」が続く形式はURIと呼ばれます。



205:USB       入出力アーキテクチャのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Universal Siarial Bus
プリンタやスキャナなど,比較的低速な周辺装置を利用するときの利便性を高めるために定められたものであり,
ホットプラグインやプラグアンドプレイに対応できるインタフェースである。
パソコンのインタフェースとして使われている
最大接続機器台数は 127台

ケーブル長 6
転送速度
USB 1.x 12Mbps
USB 2.0 480Mbps
信号1本(伝達に2本の線)
電源用線に2本