辞書先頭ページへ戻る
オから始まる情報処理用語
00000317
応答時間
00000001
オートマトン
00000398
オーバーライド
00000399
オーバーロード
00000226
オーバヘッド
00000097
オープンシステム
00000729
オープンソース
00000265
オープンリールテープ
00000531
オブジェクト指向プログラミング
00000607
オブジェクト図
00000359
オペランド
00000312
オペレーションの周辺作業
00000310
オペレーティングシステム
00000401
オンラインシステム
00000404
オンライントランザクション処理
Response time
レスポンスタイムとも言い、色々な場面で使われる性能指標の一つ
トランザクション処理では、端末からトランザクションを送信してから最初の応答電文を受け取るまでの時間であり、
会話型システムでは、データやコマンドの入力直後から、結果が返るまでの時間である。
Automaton :自動的に動くもの;自動人形;(機械の)自動装置
オートマトンモデルとはは、コンピュータを数学的観点からモデル化し、アルゴリズムを定式化したものである。
入出力装置と状態制御装置で構成される。→チューリング機械
この構成を言語の受理能力に置き換えた概念を次に示す。
図1
有限オートマンモデルとプッシュダウンオートマンが知られている。
override 〈人・意見・決定などを〉くつがえして、このオーバーライドしたものへ優先させる。
オブジェクト指向で使われる用語。
派生元のメソッドを直接使わないで、同じ名前でメソッドを再定義し、機能を変更してすること。
派生のクラスで、派生元機能を変更するためのメソッドオーバーロードと言える。
overload 多重定義
引数の数や型を変えて、関数やメソッドを同じ名前で定義すること。
overhead
速度に関するシステム性能指標用語の一つで、オペレーティングシステムが資源を独占している時間
言い換えると、ユーザーの希望の処理に関係なくオペレーティングシステムが行わざるを得ない時間と言える。
open system
業界標準仕様で稼動するシステム
様々なメーカーのソフト・ハードを組み合わせて作るシステムで、OSやアプリの外部仕様が公開されることで実現される。
Open Source
オープンソースソフトウェアを指します。
ソースコードを公開するライセンス(利用許諾)の形態の総称で使われます。
一般に、自由に入手、使用、改良、再頒布可能な形態です。
しかし、著作権が放棄されているわけではありません。
ライセンス(利用許諾)対象は、ソースコードで、
ソースコードを使用・修正・配布することを許可しています。
よって無料で使えること意味します。(サポートは有料の場合があります。)
ただし、以前の開発者の名前を削らないことや、
利用や修正したソフトのソースファイルを開示しなければならないなどの条件があります。
次のような種類があります。
GPL (General Public License)
利用や修正したものを再配布するときにはGPLで公開しなければならない(ソースの公開義務あり)。
LGPL (GNU Lesser General Public License)
LGPLのものを修正した場合、配布するものにもLGPLを適用しなければならないが、修正しないで利用する場合はLGPL適用しなくてもよい。
ASL (Apache License)
Apache Software Foundationを主に適用されているライセンスでGPLに例外事項が存在するような形態。なおオリジナルの著作者の紹介が必須
CPL (Common Public License)
Eclipse.orgを主に適用されているライセンスで(修正部分のソースコードは開示する必要がある)
Open Reel Tap
テープドライブ内に巻き取り用のリールが装備されており、このリールへテープを送り出すことによりテープを走行させ、読み書きを行う方式
一部(データ交換用などの目的の一部)の分野を除いて、ほとんど使われることはない。
クラス作成のヒント1
・実世界の情報の固有名詞でない名詞でないつまり【普通名詞】をクラスにするよう考える。
・言い方を替えると、情報を具体的な実世界情報から共通する部分を抽象的に捕らえて、クラスにする。
烏、鳩、雀は、具体的な名とするなら、一まとめにした【鳥】は、抽象的な表現の名前と言え、ならばこれをクラスにする。
C++なら、この鳥をBird と言う名前のクラスで定義(設計)するなら次のようになる。
struct Bird{
int size; //サイズ
int speed; //速度
int color; //色
int food ; //食べ物
char name[128]; //名前
};
そしてクラス(設計書)に従いオブジェクト(実際に記憶される情報)を用意すればよい。
例えば、烏なら烏の、鳩なら鳩のサイズや速度、・・名前を設定すればよい。
この初期設定する命令は、必ず用意する。
クラス作成のヒント2
プログラムの中で、単数と同じ単数複数の情報に分けられるが、一つの関数内で、単体に対する命令と、単体でない集合に対する命令を一緒に書かない。
object diagram
オブジェクト(インスタンス:クラスの実態化したイメージ)をモデル化した図で、オブジェクトの相互関係をモデル化する。
これらを、時間軸で発展させものがシーケンス図になり、メッセージのやり取りを示した図がコミニュケーション図(コラボレーション図)に発展している。
UMLにおける各オブジェクトは、次の図のように名前付きの長方形で表現される。(下線記号付きインスタンス名:下線記号付きクラス名)
図1
ここで、下線記号付きインスタンス名(オブジェクトの実際の名前)を省略して、そのクラス名の任意オブジェクトと言う表現もできる。
operand
コンピュータプログラミングにおいて、演算の対象となるもので、値や変数、またはこれらで構成される式がオペランドとなります。
参考→演算子
・オペレーション管理
・システム管理
・運用ツール導入及び保守
・JOB管理
・JCL管理
・スケジュール管理
・データ交換業務
・保管記録媒体管理
・帳票管理
・設備機器管理
Operating System
JISでは、『プログラムの実行を制御するプログラムであって、資源割振り、スケジューリング、入出力制御、データ管理などのサービスを提供するもの』と定義される。そして単にOSと呼ばれたり、コンピュータの資源を有効に利用するための基本ソフトと呼ばれたりする。
ソフトウェア分類で、OSを『狭義のOS』と『広義のOS』分けているが、オペレーティングシステムを単に狭義のOSとして表現される場合も多い。
狭義のOSの範囲は次の2つと言える。
(1)APIとスーパバイザコールのインターフェイスを提供するプログラムの集合体
(2)コンピュータとその周辺ハードウェアを効率的、有効的に管理するプログラムの集合体
一般にデバイスドライバーやファイルシステムは狭義OSの一部とみなせるが、コマンドインタープリタやシェルはみなさない。
いずれにしても、資源を有効に利用する目的がOSになるが、それは次のように使用するコンピュータの処理形態の種類により違いある。
このように処理形態ごとに異なるであろうが、一般共通の目的は次のようになる。
・スループット、応答時間、ターンアラウンドの向上
・運用の向上
・RASISの向上
・プログラムやソフトウェア開発環境の向上
・互換性の保つ
そしてこれら目的を果たすため、OSの機能には次のようなものが挙げられる。(同時にキーワードも示す)
(1)プログラム実行制御機能
スレッド管理、タスク(またはプロセス)管理、ジョブ管理(汎用機など)
(2)メモリ管理機能
実行アドレス方式 etc、仮想記憶
(3)ファイル管理機能
ファイル編成、ボリューム
(4)入出力制御機能
デバイスドライバ、スプーリング、バッファプール
(5)セキュリティ制御機能
ユーザー管理(パスワードなど)
(6)障害管理機能
バックアップ、ログファイル
コンピュータを広域通信網(WAN:Wide Area Network)で結んだ形態 例→図1
図1
オンラインでリアルタイムの処理形態でオンラインリアルタイム処理とも呼ばれる。