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Aから始まる情報処理用語


00000110    ABC分析
00000073    ACID
00000539    ActionScript
00000217    ADSL
00000576    AES
00000698    AI
00000642    AJAX
00000560    ANSI
00000450    Ant
00000699    AR
00000245    ARP
00000690    ASCIIコード
00000268    ATM
00000709    ATX Power Supply
00000349    AVL木

110:ABC分析       情報化戦略のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
ABC分析は、重要なもの、最も影響が大きいものから順にA、B、Cのランクを付けてグループ化し、大きいものから管理する。
使われるツール→パレート図、etc
xxx
73:ACID       データベース制御のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
データベースの管理に要求される特性

Atomicity(原子性)  処理が終了した時、全てが完了しているか、全くおこなわれない
Consistency(一貫性)  データベース内容に矛盾がないこと
Isolation (独立性)  同時実行で相互に干渉しないこと
Durability( 耐久性、永続性?)  障害で更新内容がそこなわれないこと


539:ActionScript       システム開発で使われる言語関連のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Macromedia社のFlashで使われるプログラムで、JavaScriptに似ている。大きく次の3通りに分類できる。

フレームアクション タイムラインのキーフレームに作成
ボタンアクション
ムービークリップアクション

プログラミングの際は、それぞれの記述環境に移行する操作が違うため、まず上記のどれに対する処理を記述するか対象を決めて、それから操作しなければならない。
参考『http://yuu7777.fc2web.com/action1.html』

●変数やインスタンス名を付ける時、次のような接尾語を付けることで、一覧を表示するコードヒントが現れる。

クラス名  接尾語
MovieClip  _mc
Button  _btn
TextField  _txt



217:ADSL       伝送技術・符号化のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Asymmetric Digital Subscriber Line
非対称デジタル加入者線

既存の電話回線(ツイストペア線)を利用して,上り下りの速度が異なる高速データ伝送を行うことができる

従来の音声通話 (3.4KHz) では使われ ていなかった高周波数域の100kHz〜1MHz帯を用いて変調を行なう

xDSL(ADSL、SDSL、HDSL)技術の一つ
普通の電話回線(アナログ回線)を使ってインターネットに接続する場合、通信速度は56kbpsが限界とされていた。
対し、xDSLという技術の導入で、従来の数100倍もの速度が可能になる。

576:AES       セキュリティのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Advanced Encryption Standard
NIST(米国商務省標準技術局)が世界から公募した次世代標準暗号化方式
2000年10月のアルゴリズムでは次の要件で行われた。
(1)共通かぎブロック暗号であること。
(2)128ビット、192ビット、256ビット長のかぎがどれでも使えること。
(3)ブロック長は、128ビットが可能であること
(4)ロイヤルティフリーであること。
評価は、暗号文のランダム性など安全性の根拠やセットアップ、暗号化、復号の時間、メモリ容量などで評価され、ベルギーのJoan Daemen氏とVincent Rijnmen氏が開発したラインダール(Rijndael)という方式が選ばれる。

698:AI       マルチメディアシステム関連のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Artificial Inteligence:人工知能

人間が行っている知的な作業をコンピュータに行なわせるプログラムのことを指す場合が多いようです。

人間の使う自然言語を理解させたり、論理的な推論を行なわせたりします。
それには、経験から学習を行なわせるプログラム構造にすることが多いでしょう。

プログラミング言語としてLISPやPrologなどがあります。

また、入力インターフェイスでは、パターン処理が使われることが多いでしょう。

パターン処理とは、画像や文字、音のデータから特徴を抽出し、コンピュータを使って既知のデータと照合して、その内容を認識する技術です。

次のようなものがあります。

文字認識 紙などに印刷された活字や手書きした文字をスキャナで読みとるOCRなどを使用してコンピュータ上で扱える文字コードに変換入力
音声認識 人間が話した声をコンピュータに分析させ、データコードとして入力
画像認識 イメージデータの色や濃淡、距離などから点や線、特定の領域、背景などを抽出し対象となる物体データを入力




642:AJAX       ネットワークソフトのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Asynchronous JavaScript + XML
エイジャックス
WebブラウザのHTTP通信機能機能を使い、サーバと非同期に通信を行なうことで、Webアプリケーションの開発をを実現する方式です。
JavaScriptの通信機能(XMLHttpObject)を使用して、サーバクライアント間の通信を少なくする考え方と言えます。)
例えば、req = new ActiveXObject("Microsoft.XMLHTTP");でクライアント側でオブジェクトを取得し、req.open やreq.sendメソッドを利用する形態です。

560:ANSI       標準化組織に関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
American National Standards Institute
米国規格協会  日本のJISにあたる。

1918年に設立された工業分野における標準化を行なう協会で、米国各種団体で定められた規格を審議いて承認する。
URL:『http://www.ansi.org/』


450:Ant       JAVAのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Antは,The Apache Foundation のJakarta プロジェクトよりリリースされるJavaベースのビルドツール
Javaをベースとしているので、OSのタイプに限定されることがない。(その点でmakeより汎用性がある)
Antは、作業の内容をXMLベースで記述したビルドファイルに記述して使う。
そのビルドファイルには,ターゲットとなる作業を依存関係とともに記述する。
各作業は,タスク( Task )という単位で記述する形態で、ビルドに必要なタスクはほとんど用意されている。また、自分で独自に定義することもできる。






699:AR       マルチメディアシステム関連のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Artifical Reality:人工現実

コンピュータ利用で仮想的な世界を作り出すことを指すことが多いようです。


Aurgumented Reality:拡張現実
単純な現実情報に、特別な情報を追加して表現できるシステムの総称
例えば、写真に対して、その名前などの文字情報を追加して見せるものなどがあります。




245:ARP       伝送制御の理論・プロトコルのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
アープ
Address Resolution Protocol

● IPアドレスからからMACアドレスを問い合わせるプロトコルです。参照→RFC0826『http://rfc.net/rfc0826.html』
IPパケットはデータリンク層のアドレス(実質的には物理層のネットワークアドレス)を使って運びます。
イーサネットのアドレスはMACアドレスと呼ばれます。そしてこのアドレスを頼りにフレームと呼ばれる電気信号のかたまりにして送ります。
つまり、あて先のIPアドレスの機器にIPパケットを送るためには、そのパケットの送り先のMACアドレスが分からないと運べないわけです。
このIPアドレスからからMACアドレスを問い合わせるプロトコルがARPです。
具体的には、次の構造のARP要求パケットをブロードキャスト送信することで問い合わせます。
図1

なお、ブロードキャストではルータを超えられません。


● arpコマンド
上記ARPテーブルの表示や設定を行うLinuxやWindowsのコマンドライン用コマンドです。
例えば、>のプロンプトに対して次のように入力すると、ARPテーブルを表示します。
>arp -a
オプションには、-aの表示以外に-sの追加登録、-dの削除指定などがあります。








690:ASCIIコード       セキュリティのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
アスキーコード

ASCIIコードは、1962年にANSI (American National Standards Institute; 米国規格協会)で定められた文字の番号です。
コンピュータの内部で文字を扱う対応表といえるもので、以下に示します。

図1


以後でさまざまなキャラクタセットが作られましが、ほとんどがこの規則も適用できるように作られています。
その意味で現在も、最も広く使える文字コードといえます。


268:ATM       通信装置のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
◎Asynchronous Transfer Mode
セルと呼ばれる固定長のフレームを転送する通信方式で、非同期転送モードとも言い、転送するデータがあるときだけセルを送信する方式です。
OSI参照モデルで表現すると2層のデータリンク層を担当の技術と言えます。
しかし、これまでのデータリンク層にものとは著しくことなり、バーチャルコネクション(Virtual Connection)と呼ばれるエンドエンド間のコネクション型の通信になっています。
ATMセルというパケットを使いながらATMスイッチというハードウェアでパケットを転送するコネクション型の伝送方式です。

ATMの転送単位であるセルは、5バイトのヘッダ+48バイトのユーザー情報(ペイロード)という53バイトで構成され、ヘッダには送信先を示す識別子(VPI:仮想パス識別子、VCI:仮想チャネル識別子)が含まれており、この値を元にルーティングを行ないます。

ATMはもともとデータ、音声、動画などのさまざまな情報を1つのネットワークで扱えるようにするため開発されたWAN向けの通信技術であり、ITU-TやATM Forumで開発・標準化が行なわれました。
ATMのレイヤは、大きく物理層、ATM層、AAL(ATM Adaptation Layer)の3つに分かれます。
物理層では光ファイバや同軸ケーブル上での信号伝送機能が規定
・ATM層ではセルのフォーマットが規定。
・AALは上位プロトコルからの伝送フレームをセル化したり、元のフレームに戻したり、といった作業の規定。

例えば、ADSLで使われるPPPoAは、PPP over ATM で、このATMセルでPPPメッセージを運ぶ仕組みになっています。

参考フォーラムURL 『http://www.atmforum.com/』

対語→STM(同期転送モード):電話網やISDN網など、回線交換で採用されている転送モード

◎automated teller machine
銀行の窓口業務自動機器:振り込み・預金・預金払い出しなどの機能をもつ装置です。

◎Adobe Type Manager(アドビ・タイプ・マネージャ)の略

709:ATX Power Supply       エンベデッドシステムに関してのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
パソコン用の電源にはAT 用電源、ATX 用電源、SFX(microATX)用電源などがあります。

AT電源は、初期AT機用パソコン電源で、電源を動作させる場合にACの入力側スイッチをONすることで電源が起動するタイプです。
マザーボードに対するコネクタは1列に並ぶタイプで次のようなのピンアサインになっています。
AT 用マザーボードのコネクタイメージを以下に示します。
図1



Pin  function  color
1  Power Ground  
2,10,11,12 VCC(5v)  
3  +12v  
4  -12v  
5,6,7,8  GND  
9  -5v  


(なお、colorは、私が使っているマシンの場合のワイヤーで使われる色です)

そして、マザーボードがATX仕様に変った時、それに伴って電源の仕様も次のように変りました。
ATX 用マザーボードのコネクタイメージを以下に示します。
図2



Pin function  color Pin function  color
11  +3.3v  橙  1  +3.3v  橙(x2)
12  -12v  青  2  +3.3v  
13  GND  黒  3  GND  
14  PS ON  緑  4  +5v  
15  GND  黒  5  GND  
16  GND  黒  6  +5v  
17  GND  黒  7  GND  
18  -5v  白  8  P OK  
19  +5v  赤  9  +5vVS  
20  +5v  赤  10  +12v  


※ 8Pin P OK(Power Good) は正常出力時に開放状態で5V の信号出力があります。
※ 9Pin +5VS は電源停止時でもAC 入力があれば常時出力があります。(Stand by +5v)
※ 14Pin PS ONは Power Soft ON で、TTL Lowにすること(例えば15 Pin とショートさせるなど)で、電源をONする指示になっています。
 これは、マザーボード、OSのAPM(Advanced Power Management)機能で使われます。(開放状態ではTTL High)
 但し、5V 出力に最低負荷をかけてあげないと、正しい3.3V や12V を出力しない現象がおきることがあります。

近年の電源は、ATX 用電源DC-5vは、使い道がなく外され、Pentium4の市場投入時にDC12Vが従来の供給で足りなくなり、ATX12V電源仕様が定めらています。

以下に電源の仕様が記載されています。
http://www.formfactors.org/developer/specs/PSU_DG_rev_1_1.pdf



349:AVL木       データ構造のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
Adel’son-Vel’skiiとLandisらにより提案された最も古い平衡木(高さがバランスした木)の二分木である。
『すべての節の左部分木と右部分木の高さの差が1以内』の制限で構築した二分探索木である。