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キから始まる情報処理用語


00000275    キーボード
00000463    企業間ワークフロー
00000695    擬似言語
00000117    基数
00000629    期待値
00000509    基本計画
00000358    逆ポーランド記法
00000005    キャッシュ
00000088    CALS
00000357    キュー
00000209    QC七つ道具
00000155    共通かぎ暗号方式
00000586    共通フレーム98 SLCP-JCF98

275:キーボード       入出力アーキテクチャのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
keyboard

コンピュータに文字を入力する最も基本的な入力装置

種類は次の通り
101キーボード:ASCII配列で、日本語用のキーはない
106キーボード :101をベースに、キーにカナを刻印した日本語向で、JIS配列に変更したもの
109キーボード :106キーボードに、Windowsキー2つとアプリケーションキー1つを加えたもの

これらの接続用コネクタはには、ATキーボード・コネクタと、PS/2キーボード・コネクタ、USBキーボード・コネクタがある。


463:企業間ワークフロー       情報化戦略のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ

一般にインターネットなどの技術を使い、企業間で連携し合って、業務を進める形態を指す。

例えば、商社Aから発注された電子伝票は、インターネットを通じて製造会社Bに送られ、さらに、電子伝票が自動的に配送会社Cに送られ、商品の発送処理が行われる。これがタイムリーに連係できるようなシステムがあげられる。




695:擬似言語       要求分析・設計手法のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ



117:基数       基数表現・データ表現のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
cardinal number
数値を表現する場合、同じデータを色々なデータとして表現できる。

10進数で(123)2は、2進数で表現すると(1111011)2であり、16進数で表現すると(7B)16、8進数で表現すると(173)8になり、表現方法が違うだけでデータの実態として同じ値である。

そして、10数の基数は10、2数の基数は2、16数の基数は16、8数の基数は8になる。

図1

i桁で、n進数の数値Nを一般表記すると次のようになります。
図2



nの基数に変換する方法は全て同じである。

被数を nで割った余りの値    ←最下位の桁・
その商を nで割った余りの値
   ・・・
   ・・・
その商を nで割った余りの値    ←最上位の桁

と商が0になるまで計算すればよい。

(1234)10 を9の基数で表現してみる。
1234を 9で割った余り→1    ←最下位の桁
その商の137を 9で割った余り→2
その商の 15を 9で割った余り→6
その商の 1を 9で割った余り→1    ←最上位の桁

答えは1621である。以下検証してみよう

1×(9×9×9) + 6×(9×9) + 2 × 9 + 1 = 1234

なお、各桁の値に掛ける値のことを『重み』と呼ぶ。
m進数のn桁の重みは、mを(n-1)回掛けた値になる。
なお、1桁目の重みは、m進数に関係なく、必ず1になる。

参考:基数変換の計算を行うアプレット⇒『http://www001.upp.so-net.ne.jp/yuu/applet/NumberApplet.html』





629:期待値       情報理論のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
expectation

ある試行を行ったとき,その結果として、各値がが得られる度合いの平均値を期待値と言います。
つまり、確率的に最も得られやすい情報の尺度となります。

試行によって得られる数値 X が x1 , x2 , x3 ,・・・ ,xn であり,それぞれの値をとる確率が p1 , p2 , p3 ,・・・ ,pn とすると,
期待値は次のようになります。

期待値 = x1×p1 + x2×p2 + x3×p3 + ・・・ xn×pn



509:基本計画       開発手法に関するのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
システムを開発スタートする時の最初のプロセスになる用語で(ウォータフォールモデルなどで)、このプロセスは、一般にシステムアナリストが担当します。
次の事柄が分析されます。
●システム化計画⇒システム開発が可能と判断される場合、システム化計画書を作成し、経営者に提案
 システムの目的、必要性を明確にする。(ユーザのシステムに対する目的や、要件を明確にする)
 システム対象によって目的が違いますが、対象を企業とすると次のように分類できます。

業務処理系システム 業務の問題点を抽出し、業務担当工数削減、業務処理時間削減、納期短縮、在庫量削減、ペーパーレスなど資源削減などを目的にする。
戦略情報系システム 企業の人、物、金を有効に活用するための情報提供を目的にする。(売上げ拡大、販売効率改善、顧客満足度の向上、新市場開拓など)


●プロジェクト実行計画⇒システム化計画が承認されたら、開発計画書を作成
 システムの実現の可能性を運用的、経済的技術的に検討する。
 場合によって、システム開発環境も検討する必要がある。
 人員計画、開発規模の分析、見積もり(工数や予算)、日程計画を行う。

●より詳細に分析し、最終的に要求定義書(要求仕様書とも言う)を作成する。
 これは、DFD、ERDなどを利用したドキュメントで、機能、性能、運用要件など、システム全体に対するものになる。
 そして、ハードウェア、ソフトウェア両方に対する要求を明確にする。
 (オペレーティングシステムソフトウェアパッケージ、CASEツールの利用、開発言語など)

○現在では、UMLユースケース図やアクティビティ図が使われるようになりつつある。
358:逆ポーランド記法       アルゴリスムのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
RPN(Reverse Polish Notation)またはIPN(Inverse Polish Notation)
ポーランド人の論理学者ヤン・ウカシェーヴィッチ(Jan Lukasiewicz)による記述法


30 - 2 * 10 + 5 を計算させる式を
30 2 10 * - 5 + と表記する。

これは、日本語の表現の『30から2と10を掛けた値を引き、それに5を加算する』と言う表現に適合する。

この表記順に式が並べられる時、単純なスタック操作で演算結果を求めることができる。
それは、『数値なら、スタックに積み演算子ならスタックから取り出して演算結果をスタックに積む』
と繰り返せばよい。これで、最終演算結果がスタックに残る。


5:キャッシュ       メモリーアーキテクチャのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
cached memory cache(隠し場所、貯蔵所) 現金のcashではない!

CPUメモリにアクセスする際、アクセス速度の遅い主メモリとアクセスすることをせずに、前回アクセスした主メモリの情報を記憶しておいた一時メモリ(→キャッシュメモリと呼ぶ)とアクセスすることにより、全体のメモリアクセス速度を上げる方式
一般に1次と2次があり,1次はCPUパッケージ内に用意される傾向が多く、内部キャッシュと呼ばれる場合もある。
ともにパソコンを高速化するためのメモリであり,MPUがアクセスする順番によって名称が使い分けられている。

図1

キャッシュメモリは、主メモリのデータを保持するデータ領域と、主メモリ上の対応するアドレスやアクセス履歴を保持するタグ領域から成る。
そしてどちらの領域も複数のブロックに分割している。しかし、データ領域のブロックとタグ領域のブロックは一対一で対応する。
以下にその機能を示す。

データ領域のブロック ラインと呼び、キャッシュメモリCPUまたは主メモリのアクセス単位になる。
タグ領域のブロック 対応するデータ領域を主記憶へ追い出すアドレスやタイミングを管理する

ラインのサイズは、一般にCPUの外部バスより大きく(例:64ビットPentiumのラインサイズは256ビット)、これを高速に転送するモードはバースト転送モードと呼ばれる。
CPUでアクセスしようとした主記憶データがキャッシュにある場合、主記憶アクセスの代わりにキャッシュメモリをアクセスだけでよい訳だが、この状態をヒットしたと言う。
逆にキャッシュに存在しない場合は、主記憶までアクセスしなければならないが、これをミスヒットと言う。
ミスヒットした場合は、主記憶へのアクセスと同時に、その近辺(ライン分)メモリを、キャッシュに持ってくることになる。
この、どの部分をに新しい情報を置換するかが問題になるが、その考え方として次の方法が挙げられる。

ランダム  平均的に、バラ付かないように、置換する。
FIFO(First-in-First-out) 最も古いラインと置換する。
LRU(Least-Recently-Used) 最も長い間使用されなかったラインと置換する。(→ミスヒットが最も少なくなる)

また、この時に追い出す(キャッシュから主メモリへ書き出す)タイミングも、次の種類が挙げられる。

ライトスルー方式 キャッシュに書き込んだタイミングで主メモリへも書き出す。(主メモリへの書き込み時間がかかる)
ライトバック方式 キャッシュだけに書き込み、主メモリへは置換の際に書き込む。(データ不一致が生じるケースがあり得る)

主記憶上のデータをキャッシュメモリに対応つけることをマッピングと言えるが、このマッピング方式には幾つかの方式がある。
セットアソシアティブ方式が基本になるので、後の方式は比較論で考えるとよい。
セットアソシアティブ方式では、主記憶とキャッシュメモリをセットと呼ばれる領域で分割している。この分割はキャッシュメモリのラインを集合とするサイズである。
主記憶にあるデータは、各セットの中の決められたラインにしか置けない方式がセットアソシアティブ方式となる。
なお、セット数がn個の時、nウェイ・セット・アソシアティブと呼ぶ。
以下例を示す。この例では、ヒットする確率は、2分の1になる。(2つのセットで、4つの主メモリ領域を管理しているので、2/4)
図2

以下にメモリキャッシングにおけるマッピング方式の種類を簡単にまとめる。

方式名  概要  ヒット判定時間 ヒット確率 
ダイレクト方式  セット数が1つ                速い      低い
セットアソシアティブ方式(set associative) セット数が2個以上  中       
フルアソシアティブ方式(full associative)  メモリ領域の任意領域が任意のラインに対応可 遅い      高い

以下がダイレクト方式で、この例では、ヒットする確率は、4分の1になる。(1つのセットで、4つの主メモリ領域を管理しているので、1/4)
図3

以下がフルアソシアティブ方式で、ヒットする確率が高い。しかしキャッシュ内で、対応アドレスを検索するのに時間がかかる。
図4


88:CALS       経営管理のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
キャルス と呼ぶ

ネットワークを介した製品ライフサイクル全工程の情報共有システム(1985年米国国防省軍需物資受発注システムとして誕生)して推進され、

Conputer Aided Logistics Support (コンピュータによる後方支援)システム

Conputer aided Acquisition and Logistics Support (コンピュータによる調達・後方支援)システム

Conputer Acquisition and Life-cycle Support (コンピュータによる継続的調達とライフサイクル)システム

Conputer At Light Speed (光速商取引)

と内容的には、変化してきた。現在のBtoC ECの主流になっている。

生産者(例:部品メーカー)と利用者(製品メーカー)間のネットワークで、開発、設計、流通、販売、決済まで統合管理するシステムと言える。

現在の光速商取引(CALS)における主要技術としてはSGMLが挙げられる。


357:キュー       データ構造のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
別名:待ち行列
queue 処理の順番を待つ『人』や『車』や『作業指示』などの列を言う。
このような列は、一般に入力順番に処理される。そして処理が間に合わない分が行列になる。これは、データ処理の取りこぼしを防ぐためによく使われる。
ランダムにデータ出し入れできる構造でなく、特定の個所(入れる口と出す口の2箇所)からデータを一つすつ出し入れする処理構造。
スタックがLIFO方式:Last in First Outと呼ばれるのに対して、キューは先入れ先出しのFIFOと呼ばれる。
最初に入力したデータ処理が、先に出されて処理されると言うことからFIFO(First In First Out)のデータ構造になる。

例:Windowsのメッセージキュー
図1


キューと言う記憶域をブラックボックスとし、次の機能を満たす必要がある。
・新たなデータをキューに格納する。→エンキュー(enqueue)操作と呼ばれ、列の最後に追加する。
・残っている最も古いデータをキューから取り出す。→デキュー(dequeue)操作と呼ばれ、列の先頭から取り出す。

なお、記憶域が一杯でエンキューが失敗することをオーバーフロー。記憶域が空でデータの取り出しを失敗することをンダーフローと呼ぶことがある。
機能を実現するサブルーチン作成では、この失敗が利用者に分かるような仕様にすべきである。


損失系モデルM/M/s(s) の定義
どの窓口もふさがっていると客は帰ってしまうことがある。
窓口の個数がsのとき、既にs人の客がサービスを受けている最中に到着した客はこの系からすぐに立ち去る
損失系M/M/s(s)モデルの前提条件を挙げます。
(1) 「サービスが提供される窓口」はs個(s≧1)である。
(2) 1つの窓口でサービスを同時に受けることができるのは1人に限られる。
(3) 窓口ですでにs人がサービスを受けている最中に到着した客は、ただちにこの系を立ち去る。
(4) 客の到着の仕方がポアソン分布にしたがう。
(5) サービス時間の分布が指数分布にしたがう。



209:QC七つ道具       情報化戦略のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
QC(Quality Control:品質管理)でデータ整理、分析を行う手法の内、定量的な数値を扱ったアプローチの手法
(昔からある使われているこの手法以外に新QC七つ道具と呼ばれる手法がある)

・パレート
チェックシート
特性要因図
ヒストグラム
・グラフ
散布図(相関図)
・管理図
155:共通かぎ暗号方式       セキュリティのグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
暗号化方式の一つで、送信者、受信者が同じかぎを使う方式。秘密かぎ暗号方式、慣用暗号方式、1対称暗号方式とも呼ばれる。

暗号化したものを元にもどす復号化に同じかぎを用いる方法。

暗号化と復号化にかかる処理の負荷が小さく、処理時間が短く、暗号化された文の大きさも極端に大きくはならないという長所を持つ。

代表的なかぎとして、DESがある。

メールの送受信は、送信者と受信者が伺一の共通かぎを保持して行うことになる。
メールの相手が増えるにつれて保持するかぎも増えていき、単体では、実用的でない。

また、当然であるが、送信者は受信者にかぎを送らなければならない。→どうやれば安全か?

586:共通フレーム98 SLCP-JCF98       情報システム基盤の標準化のグループ先頭へ    このページ先頭へ移動    辞典の先頭へ
国際規格適合 ソフトウェアを中心としたシステム開発および取引のための共通フレーム